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中外製薬(4519) 12年12月期はややスローな出足

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2012/04/26 15:00

<新製品の浸透やがん領域の伸長に遅れ>
株価は2期連続の減収減益を映して冴えない展開であったが12年初めから立直りの兆しが見られる。業績は東日本大震災の影響が薄れ、かなり上向いているが、新製品の浸透や本邦トップシェアを誇るがん領域の伸長に遅れがあり、基調はややスローペースだ。本格回復の鍵は昨年発売した腎性貧血治療剤の市場浸透と海外でのアクテムラの伸長にあろう。株価はこの様な状況を踏まえ暫く横ばいと予想する
<12/12期は減収減益を脱出>
12/12期1Q(1-3月)は前年同期比5.3%増収、同6.8%営業増益となった。増収の主要因は抗インフルエンザ剤タミフルの増収と東日本大震災のため一時出荷が停止した海外売上げの回復にある。国内製商品売上高はタミフルを除くと前年同期比-3.0%と出足が悪かった。12/12期は2期連続の減収減益からは転換しそうだが、会社予想は未達となる可能性がある。従って現在のバリュエーション(TIW予想PER 16〜18倍台、実績PBR 1.74倍)辺りが妥当な水準ではないかと考える。但し、親会社のロシュが12年10月以降同社株式を買増す権利を有する点留意しておきたい。(森田 青平)
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【提供:TIW

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