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コーセー(4922) 12年3月期は売上減、利益増の業績修正を発表

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2012/04/24 18:00

<売上25億円減、営業利益14億円増などの業績修正>
4月23日、同社は12/3期計画を売上高1,690億円→1,665億円、営業利益100億円→114億円、経常利益102億円→117億円、当期純利益38億円→50億円などに売上減、利益増の業績修正をした。売上高は計画を下回ったが、マーケティング投資の抑制、コストコントロールにより営業費用が想定を下回ったためである。
<売上の落ち込みがやや大きいとの印象>
売上未達の要因は、円高による海外売上減、中価格帯(2,000〜5,000円程度)化粧品市場の回復傾向の弱さもあるが、12/3期3Q累計(4-12月)までの状況を推測するとコスメタリー(セルフ販売中心の分野)の苦戦が継続したと推測される。会社側によると、計画に対して強気で見ていた製品は弱く、弱くみていた製品は強く、と好悪まちまちの状況であったようだ。会社計画の修正を受けて、TIWでも会社計画まで修正した。
<株価の見方に変更はない>
国内化粧品事業の構造改革は概ね完了しており、注力商品は着実に売上げを取れるブランド力がある。ただ、アジアでの伸長にはやや伸び悩み感が否めない。指標面では特段割安感はないものの業績の下振れ懸念は少なく、現水準の株価からの下値不安は少ないだろう。リスク要因は、国内化粧品市場の低位な回復が持続すること、海外展開の伸び悩み、ブランド毀損につながるような事故、為替動向、など。(高橋 俊郎)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。http://www.tiw.jp/service/database.html#inside

【提供:TIW

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