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地球環境にやさしく、値段もオトク
エコ定期券が各地に続々登場

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2012/05/13 18:00

 地球にやさしいエコな暮らしが提唱される昨今。そんな世の流れに応えるかのように、エコを意識した通勤定期券が登場している。

 福島交通(本社・福島県福島市)は昨秋から、会社が一括購入をすると割引特典が受けられる「グリーン定期券」の発売を開始した。バス利用促進で自動車通勤による環境悪化防止を目的に誕生した定期券となっている。特徴は購入者の数で割引率が変化すること。これは段階型割引率という方式で、購入者が5人から29人で10%、30人から39人で15%と続き、最大割引率は100人以上で50%となる。実際の通勤定期代に当てはめてみると、運賃170円区間で、通常通勤定期代金は1万7,440円。これがグリーン定期を29名分まとめて購入すれば1万5,700円となる。100名オーバーだと8,720円で通常料金の半額となる。

 また福島には、地球環境を守るために、いつものマイカー通勤を少しだけセーブしては、と提案する通勤定期券もある。福島駅(福島)と槻木駅(つきのき・宮城)を第三セクター方式で結ぶ鉄道、阿武隈急行(本社・福島県伊達市)の「エコ定期券」は、1日、11日、21日(該当日が土日祝日の際は翌日)の毎月3回だけ利用が可能な通勤定期券を販売。料金は、営業キロ数が12.8キロで、通常の通勤定期券が1ヵ月1万7,890円のところ、エコ定期券であれば3日間で1,630円となる。これは、同じ区間の通常往復運賃である880円と比較しても、3往復で差額分1,010円の得をする計算だ。

 一方最近は、「環境(エコ)定期券制度」を採用している公営バスも増えている。これは、土曜・日曜・祝日などの休日に、マイカーのかわりにバスの利用を促進する制度。例えば、東京都交通局では、都営バスの通勤定期乗車券を持っている人と同居する家族が同伴して乗車する場合、土・日・祝日等に限り、1乗車大人100円(小児50円)で割引運賃で乗車が可能となる。また券面表示区間外で都営バスに乗車する場合も、本人や家族が割引運賃で乗車できる。

 エコロジーを追い風に、利用促進で目指すは収益アップ。特に車が必要不可欠な地方を走る公共交通機関では、価格設定や特典面などに特色を持たせた通勤定期券が数多く存在しているようだ。

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