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ニフコ(7988) 国内平均搭載金額が減少に転じる一方でグローバル展開を加速

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2012/05/22 15:00

<強弱材料が混在、市場平均並みの見方を維持>
12/3期会社利益計画未達、自動車台当たり国内平均搭載金額の減(10年度5,333円→11年度5,048円)、従来に比べ利益水準の低下(13/3期は営業利益率9.6%を予想)などがネガティブ。一方、海外生産比率アップ、海外メーカー向け拡販進展、増配予想などがポジティブ。強弱材料混在から株価は市場平均並みを見込む。国内頭打ちの中で海外地域の収益性向上が鮮明となれば株価は大きく上向くだろう。
<12/3期はベッド好調も合成樹脂悪化で2桁営業減益>
12/3期は前期比22%営業減益、営業利益率8.3%(前期10.9%)、7.6億円計画割れで着地。セグメント営業利益(調整前)はベッドが国内生産性向上と販売増により過去最高、同30%増の19.9億円となったが合成樹脂が同16%減の129.5億円に止まり全体で減益。合成樹脂悪化は震災直後の自動車生産減、海外展開加速に伴う新拠点立上げ費用、材料高などが影響。なお、合成樹脂海外生産比率は50%へ上昇。また計画未達は値引きが想定以上となったもよう。
<今期は合成樹脂回復で2桁営業増益を計画、妥当とみる>
13/3期は為替1米ドル78円を前提に前期比6%増収、同22%営業増益を会社は計画。日系自動車生産回復により合成樹脂が各地域で増益となり、固定費増や値引きなどの減益要因を吸収する。セグメント営業利益は合成樹脂で前期比15%増の148億円、ベッドは同11%増の21億円を想定。会社計画はTIW従来予想を7億円下回るが主な違いは合成樹脂数量・構成の見込み。妥当とみてTIW予想は会社計画並みへ修正。取引先生産減、円高・原材料高、などがリスク要因。(高田 悟)

【提供:TIW

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