MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

パナソニック(6752) 13年3月期は構造改革効果と災害からの復興需要等で回復を見込む

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2012/05/23 18:00

<株価には割安感は見られず>
現在の株価は13/3期TIW予想PERで約25倍で割安感は見られない。今期は構造改革効果にある程度支えられ収益は回復に向かうとみられる一方、テレビ事業の勝ち残りのシナリオが依然見えておらず、強気に転じるには時期尚早と考えている。中長期的には太陽電池や車載用リチウムイオン電池など環境を軸とした収益体質への転換が期待されるが、これらの収益への本格寄与には時間を要するだろう。
<今期は構造改革と復興需要等で大幅改善>
12/3期は前期比10%減収、86%営業減益。13/3期営業利益は前期比約6倍の2,600億円を計画。営業損益では、ネットの構造改革効果が+963億円が織り込まれている他、実質増収効果が+1,200億円あり、これの行方が鍵を握る。災害からの回復や復興需要もあり、概ね妥当な計画とTIWでは見ているが、欧州情勢を引続き注視する必要がある。
<テレビの改善計画はハードルが高そう>
テレビでは、セット事業の不採算モデルの絞り込みや原価低減の徹底により、販売台数は2桁減を想定する中でも黒字定着を図り、パネル事業も非テレビ向けの拡販などを背景に4Q(1-3月)の黒字浮上を目指す。会社側の改善計画は達成のハードルが高いとTIWでは見ているが、テレビが下振れたとしても、デバイスを除いて他の分野が総じて保守的であることから吸収は可能と現段階では予想している。(服部 隆生)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。http://www.tiw.jp/service/database.html#inside

【提供:TIW

【関連記事】
大正製薬ホールディングス(4581) トクホン規模のM&Aでは力不足
大陽日酸(4091) 海外展開は伸長計画も株価に織り込むには時期尚早だろう
ニフコ(7988) 国内平均搭載金額が減少に転じる一方でグローバル展開を加速
コマツ(6301) 12年3月期は増収増益、商品力と鉱山需要・新興国需要で売上拡大機会

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5