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【情報収集術】第6回
趣味を生かして株式投資 銘柄選びのヒント教えます

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2008/01/19 10:00

 趣味の世界の専門誌にも、銘柄選びのヒントはあります。今回は、自分の趣味や関心ごとを生かして銘柄を選ぶための情報収集術をご紹介しましょう。

年間カレンダーで値上がり銘柄を先回り

 新しい年がやってきました。皆さんは、年始の新聞でどんな記事に関心を持たれましたか?
 私・藤本が毎年の仕事始めに確認するのは、各紙に掲載されるその年1年間のイベントや行事のカレンダーです。特に日本証券新聞や日経新聞などでは、経済・株式に関係しそうな年間イベントが一覧となって掲載されていますが、このイベントカレンダーは、銘柄選びにおいて重宝します。

 例えば、今年2008年には、北海道は洞爺湖でサミットが開催されます。これは世界中から注目されるビッグイベント。株式市場にも影響を与えないはずがありません。そこで、「今年はサミット関連銘柄の動きを見守っていよう」と考えるわけです。

 今回の洞爺湖サミットにからんで、年間のキーワードとなりそうなのは、「環境」「CO2削減」です。これらのキーワードに気をつけながら年間イベントを見てみると、早速、興味深いイベントが見つかりました。2月27~28日に開催される、その名も「国際水素・燃料電池展」。CO2削減というキーワードにぴったりとはまるイベントです。

 今年は、昨年に続く原油価格の高騰も懸念されていますから、エネルギー関連のイベントが各種媒体に取りあげられるチャンスも多いはず。これは今はさほどでなくても、イベントの前後になれば「皆が広く知っている情報」に化ける可能性が大です。

 そう、どんなに興味深いイベントでも「皆が知っている情報である」、そして「関連する銘柄がある」という条件に合致しなければ、株式市場ではあまり意味がないのです。このことを頭に叩き込んで下記をお読みください。

イベントから関連銘柄を探す方法

では、「皆が知っている情報」かつ「関連銘柄がある」という条件に合致するかどうかは、どう判断すればよいのでしょうか?

 これは、ネットに親しむ皆さんならごく自然にとるであろう行動、すなわち、「イベントをネットで検索し、公式サイトを見てみる」が正解です。

 たいていのビッグイベントは、イベントを開催する目的が記されています。このなかからキーワードを探すのです。このキーワードが今年、注目を浴びそうであれば、「皆が知っている情報」となる可能性は高い。サミットやオリンピック、ゲームショーやモーターショーのように、注目必至のイベントは言わずもがなです。そして展示会なら出品企業リスト、イベントなら主催・後援・協賛企業リストから銘柄を探せばよいのです。

 さて、今年の値上がり銘柄を探すには、「皆が知っている情報」「関連銘柄がある」ことのほかに、もう1つ大切な条件があります。それは、何だと思いますか? 次ページでは、年初に値上がり銘柄を探す上で大切な、もう1つの条件をお教えします。


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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