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夏に向けて、お化け・妖怪による街おこしが進行中

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2012/06/23 18:00

 人を集めるには「怖いもの見たさ」も重要な要素となるようだ。

 岐阜県の柳ヶ瀬では、かつて隆盛を極めた同地の商店街も、日本各地の商店街がそうであるように、年々活気は失われつつあった。そこで、岐阜市内の若手経営者らでつくる柳ヶ瀬お化け屋敷実行委員会では、オカルト研究の第一人者をプロデューサーに迎え、今夏7月13日から9月23日の期間限定で、柳ヶ瀬商店街の空き店舗にお化け屋敷「恐怖の細道~もう振り返れない」をオープンさせる。

 都市伝説「口裂け女」の発祥地とされる岐阜らしく、“彼女”をメインに、妖怪関連の各種イベントや物販も行われるようだ。「私、きれい?」で、1970年代後半に日本中を震え上がらせた彼女のパワー、2012年は柳ヶ瀬のにぎわい復活で発揮されるか。お化け屋敷の入場料金は600円。

 宇部市(山口)の新天町商店街ハミングロードにある「Dead or ALIVE(デッド・オア・アライブ)」は、昨年8月に誕生した歩行距離が世界一長い通年型のお化け屋敷。空きビルの3フロアに、恐怖のホラーゾーンや、各種課題に挑戦して進むフェアリーゾーンが配され、全行程はギネス公認の1290.97メートル。この長さと、完走者や途中にある課題をクリアすると、1万円・10万円の賞金や、海外旅行がプレゼントされるゲーム的要素が話題となり、入場者はオープン約1か月半で1万人を突破した。

 その後も出足は好調で、商店街への新しい人の流れ作りは成功を収めたようだ。なお現在同お化け屋敷は、スタッフが東北支援に出かけ休業中。再開予定は7月21日。入館料大人(男性)1,700円、(女性)1,200円。

 古都京都、北野天満宮にも近い大将軍商店街も、2005年より「京都一条妖怪ストリート」のキャッチフレーズで、今日にいたっている。きっかけは、同商店街のある一条通に平安時代から伝わる人に捨てられたモノたちが妖怪「付喪神(つくもがみ)」に変わり行進する「百鬼夜行(ひゃっきやこう)」。

 現在商店街には、クチナシで着色した紫の麺が特徴の「妖怪ラーメン(750円/お食事処いのうえ)」のほか、誰もが馴染みある商品が、まるで付喪神のように姿形を個性的に変え、各店舗に並ぶ。またイベントも精力的だ。全国の妖怪グッズが集まるフリーマーケット「モノノケ市」(次回7月29日)や「妖怪仮装行列」(2012年は10月20日)も人気となっている。

 ゆるキャラの次なる地域活性化の救世主は、お化けや妖怪になる可能性もありそうだ。

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