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ライブを録音、その場で販売「お持ち帰りCD」
ファン心理をつき好評、瞬時完売も

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2012/07/01 14:00

 音楽業界ではCDの新たな販売方法として、「お持ち帰りCD」に注目が集まっている。「お持ち帰りCD」は、ライブ演奏がそのまま入っているCDのこと。ライブ終了後に購入してお持ち帰りできることから、そのように呼ばれている。

 2012年1月に東京の3会場(NHKホール ・府中の森芸術劇場・渋谷公会堂)で行われた奥田民生さんのライブイベントで、その日行われたライブ演奏をCDにした『tamio okuda / Gray Ray & The Chain Gang Tour - Live in Tokyo 2012』(価格は2枚組で4,000円)を「お持ち帰りCD」として販売したところ、瞬時に完売したという。

 これまでにも、ライブ演奏をCDにしたものは「ライブCD」として販売されている。しかし、「ライブCD」はライブ終了から発売されるまで時間がかかっただけでなく、きれいに編集されており、ライブ感よりも作品性が重要視されていた。

 一方、「お持ち帰りCD」は、LIVE終了後すぐにマスタリングを行い、短時間で複製し、ライブ会場ですぐに販売する。その中にはライブに行かないと感じ取れない会場の臨場感が録音されており、希少価値にあふれている。「ライブCD」が「生のライブ音楽」であるならば、「お持ち帰りCD」は「ライブ音楽の真空パック」といっていいだろう。

 同じアーティストのライブツアーでも、ファンの熱気は会場によって異なるため、その場で販売される「お持ち帰りCD」は、全てが異なる作品といえる。ファンの中には「全ての会場で販売されるCDを、可能な限り集めたい」という思いも芽生えそうだ。

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