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電子書籍ユーザーはすでにマジョリティ
2016年、電子書籍市場規模2,000億円へ拡大

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2012/09/16 16:00

 株式会社エムティーアイは、全国の20~60歳代の男女960名を対象に「電子書籍の利用動向に関する調査」を実施し、その結果を9月6日に発表した。

 それによると、電子書籍の利用経験(「1年以内に利用したことがある」と「以前利用したことがあるが、1年以内には利用していない」と答えた人の合計)を調査したところ、58.0%の人に利用経験があった。電子書籍の利用経験を男女別で比較すると、男性が63.1%で女性の52.7%を上回った。年齢別では若い世代ほど利用経験者が多く、20~24歳では73.2%に達した。60~69歳でも38.8%の人が利用経験があると答えており、電子書籍が幅広い年齢層に普及していることがうかがえる。男女・世代別に利用経験がある人の割合を調べると、最も高かったのが20~24歳の女性で、75.0%に達していた。

年齢別
男女別

 また、電子書籍の「利用経験者」と、今後利用してみたいと答えた「利用意向者」にその理由を複数回答で聞いたところ、利用経験者は「手軽に暇つぶしができるから(39.3%)」「いつでも好きな時間に購入・読めるから(35.5%)」など、時間の有効活用策としての理由が目立ったが、利用意向者は「現物の本のように場所を取らないから(53.4%)」「移動中に読むのにちょうどいいから(48.7%)」など、電子書籍の便利さを理由に挙げるなどの違いが見られた。

電子書籍利用の理由

 一方、「電子書籍を利用したいと思わない」と回答した人にその理由を聞くと、「本は紙で読みたいから(37.8%)」が最も多く、以下、「電子書籍は目が疲れそうだから(35.6%)」「タブレットを持っていないから(25.8%)」などが続いた。

電子書籍を利用したくない理由

 電子書籍を利用したいと思わない人たちの意見は、6月に楽天リサーチが行った調査でも同様の傾向が見られた。楽天リサーチが20~69歳の男女計1,000人を対象に、電子書籍を利用したくない理由を聞いたところ、最も多かったのが「紙で読む方が好きだから(59.4%)」という回答だった。このほかでは「電子画面で文字を読むのが疲れるから(45.4%)」「端末が高そうだから(28.3%)」「読んだ気がしないから(19.0%)」などの答えが多かった。

 インプレスR&Dの「電子書籍ビジネス調査報告書2012」によると、2011年度に629億円だった日本の電子書籍市場規模は、2016年度には2,000億円まで拡大すると予想している。紙の本に対して愛着を持つ人は多いものの、電子書籍の勢いは今後も続きそうだ。

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