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錬金術の達人・ユダヤ人がこっそりやった「アンティーク・コイン投資」 素人が火傷しないよう、読んでおきたい5冊

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 第一次大戦後のインフレから身を守るため、ユダヤ人がいち早く目をつけて換金したのが「アンティーク・コイン」だった。錬金術の達人による究極の投資術を今こそ学べ!

第二次世界大戦の引き金になったコイン投資

 前々回、投資のニューウェーブとして「アンティーク・コイン」でボロ儲けという記事(http://moneyzine.jp/article/detail/204532)を書いたところ、大きな反響があった。それだけ関心が高く、一方で現在は長年のデフレで投資資金の行き場がない状態で、投資の受け皿として期待されているのだろう。

 世の中の関心に比例して、コイン投資に関する本も続々と出版されているようだ。その中でも、特に好評を博している『アンティ-ク・コインで資産を防衛せよ』(平木啓一/PHP研究所)を紹介しながら、再度「アンティーク・コイン投資」について解説していきたい。

 デフレの時代には、株も低迷、金利もただ同然で、財テクしようにもほとんど投資対象が見当たらない。よく不況時には、債券や外貨や金投資などが無難だといわれるが、それもどれほどの効果があるかは疑わしい。また、FXや先物取引などは、ギャンブル性が強すぎて、素人には危険すぎる。

 そこで、魅力的な投資対象として再度評価されるのが、アンティーク・コインだ。前回アンティーク・コインが投資に向いている理由として、次の6項目をあげた。

アンティーク・コインが 投資に向いている理由
  1. コイン数の絶対量が少なく、全体量も減少している。
  2. 少ない予算から、数千万円もするような高価なコインまで、投資予算が幅広い。
  3. コインの価格が比較的安定している。
  4. 換金性が高く、いつでもお金に換えられる。
  5. 税金などがかからず、維持費を必要としない。
  6. 小さいので置き場所に困らず、かつ観賞用としても見栄えがよい。

 これだけの投資条件を整えているのは、アンティーク・コインしか見当たらない。実は、コイン投資が第二次世界大戦の引き金になったという裏話もあるほど、注目度が高かったのだ。

 第一次世界大戦で敗北したドイツは、終戦の数年後に未曾有のインフレーションに襲われることになる。ドイツの給与所得者はインフレで相対的に給与が下がり、困窮生活を招くことになるが、その際ユダヤ人たちは、すばやく現金をコインや切手などに換金して、資産防衛に奔った。

 価値を喪失した預金通帳が残されたドイツ人と、一方で悠々と資産保全に成功したユダヤ人、これが後のユダヤ人迫害につながったという説も、まんざら架空の話とは言い切れないのだ。

 その証拠に、欧米のコイン・ディーラーにはユダヤ人が非常に多いという。錬金術にかけては、ユダヤ人がいちばん秀でているのは歴史的な事実で、だからこそアンティーク・コインは何よりも有望な投資対象といえるのだ。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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