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セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」
人と共存するロボット開発あれこれ

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2012/09/30 14:00

 セラピー用の動物型ロボットや生活支援ロボットといった、人を癒やしたり、人の生活の手助けを行うロボットの開発・実用化が進んでいる。

 大和ハウス工業株式会社は、セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」のギネス世界記録認定10周年を記念して、「さくら」色と「チャコールグレー」色を2012年9月20日~12月25日の間、期間・数量限定で200体発売している。

  セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」

 「パロ」は、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにした人と共存するロボット。人と動物との触れ合いによるアニマルセラピー効果が期待できるロボットとして、現在、国内約1,800体、海外約400体の約2,200体が、世界30カ国以上の高齢者施設や病院などに導入されている。ギネス世界記録では「Most Therapeutic Robot(世界で最もセラピー効果のあるロボット)」として認定されている。独立行政法人産業技術総合研究所の柴田崇徳主任研究員が開発し、2005年3月から株式会社知能システムにライセンスを与えて販売を開始。大和ハウス工業株式会社では、2010年11月より販売している。価格は1年保証35万円、3年保証42万円。

 一方、トヨタ自動車は、人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一つとして、手足の不自由な人のために、家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット(HSR:human support robot)を開発した。HSRは、小回りの利く円筒型の小型・軽量ボディに、折り畳み式のアームを備えることにより、「床の上の物を掴んで拾う」「薄い物を吸引して拾う」「棚、机の上、高い所から物を取ってくる」「カーテンを開ける」などの仕事ができるロボット。

 操作は、音声認識機能やタブレット端末を使って簡単に行うことができる。さらに、人に触れることを前提に、安心・安全に使えるよう配慮して、ボディやアームの駆動部に大きな力が生じないように設計されているという。

 精神面でのケアから日常生活の支援まで、ロボットに託された役割は多岐にわたる。これまでSFやアニメの世界で描かれてきた人間とロボットの共存する世界は、ますます身近なものになりそうだ。

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