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営業利益15%、平均給与600万円も アウトソーシング系企業は現場マネジメントと経費コントロールが経営のカギ

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 秋は春に次ぐ転勤シーズン。運動会など社内行事も多いものだ。そうした企業活動を側面や後方から支援する、いわゆるアウトソーシング系企業の儲け具合と社員の給料を見てみよう。

アウトソーシング系企業の儲け具合と社員の給料

 アウトソーシング系企業の代表格といえば、以下の企業があげられるだろう。

  • 共立メンテナンス
  • リロ・ホールディングス
  • 日本社宅サービス
  • セレスポ
  • エイジス

 共立メンテナンスは社員寮の運営、リロ・ホールディングス(HD)と日本社宅サービスは社宅管理が主力業務。セレスポは地鎮祭や竣工式、記念式典、運動会などの会場設営・運営を請負う企業。店舗に欠かせない棚卸の代行業務を手がけているのがエイジスである。それぞれ、詳しく見ていこう。

共立メンテナンス:社員寮の運営で売上1万円当たり650円の利益

 共立メンテナンスは、食事付の社員寮や学生寮を中心に、食事なしのワンルームマンションタイプの寮など400か所以上を運営。その1施設平均の資産価値(簿価)は5,435万円で、そこに迎え入れる定員はおよそ77人。それを従業員2人弱で運営していることになる。気になる寮費は社員寮、学生寮とも年間でおよそ120万円、1か月およそ10万円の計算になる。

 篤志家によって設立されている都内の某有名学生寮は、東京海上ホールディングス(HD)やサッポロHDの社長など、そうそうたる人材を輩出していることでも知られるが、そこの月額費用も2食付で10万円弱というから、食事付寮の1か月当たりの利用料金は、10万円がある程度の目安になるようだ。

 また、1室1日平均の売上高がおよそ9,800円のホテル「ドーミーイン」も手がけている。それらを含め、1万円換算で会社の収支をたとえたのが上の図である。

 食材などの材料仕入や寮管理運営のための人件費、寮設備の賃借料といった原価は、売上高1万円につき8,100円強を占める。本社管理部門などの給料や役員報酬といった経費は1,243円。つまり、共立メンテナンスは1万円の売上につき、およそ650円の利益を出していることになる。(次ページへ続く)


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