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地域を守る消防団の報酬、知ってる?
重要だけど、自分ではやりたくないのが本音

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2012/10/20 12:00

 内閣府政府広報室は4日、「消防に関する特別世論調査」の概要について発表した。この調査は、消防に関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考とすることを目的に行われている。調査対象者は、全国20歳以上の日本国籍を有する者3,000人。

 まず、消防団に対する認知度を調べるため、消防団について知っているかを聞いたところ、「知っている」と答えた人は91.1%で、前回調査(平成15年5月)より4.8ポイント上回った。東日本大震災で消防団活動がクローズアップされたことが、認知度が高まった一因と考えられる。

消防団に対する認知

 そこで、もし消防団に入団してほしいといわれたらどうするかを聞くと、「入る」と答えた人は17.5%で、前回調査を4.2ポイント上回った。一方で、「入らない」と答えた人は72.6%で、前回調査より3.1ポイント増えており、入団に二の足を踏む人が圧倒的に多かった。「すでに入っているか、かつて入っていた」と答えた人は4.8%だった。

消防団の入団に対する意識

 また、第三者の入団については、肯定的に考える人が多かった。「あなたの身近な人から消防団に入団したいと相談されたら、あなたは賛成しますか、それとも反対しますか」との問いには「賛成する(賛成する47.9%、どちらかといえば賛成する32.9%の合計)」が80.8%に達し、「反対する(どちらかといえば反対する5.6%、反対する3.0%の合計)」は8.6%にとどまった。

身近な人が消防団に入団することに対する賛否

 消防団の重要性や必要性は強く感じているものの、できれば誰かにやってもらいたいという、他人任せの気持ちが強いようだ。

 ちなみに、消防団員の身分は非常勤(特別職)の地方公務員で、市町村は条例に基づき消防団員に対し、報酬と出動した場合の出動手当を支給している。消防庁のホームページによると、平成22年度の消防団員の報酬は年額で3万6,500円、団長で年額8万2,500円、出動手当は1回当たり7,000円となっている。(支給額や支給方法は、地域事情により異なる)

 消防団の歴史は古く、長年、地域防災に一定の役割を果たしてきた。しかし、近年の地域コミュニティーの変化に伴って、人々の意識も変わってきているのかもしれない。

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