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日本は安心して暮らせる国か
犯罪件数は減少するも、凶悪化の懸念も

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2012/10/20 14:00

 刑法犯の総数が減少傾向にあり、国内の治安は改善されているものの、犯罪の巧妙化と凶悪化が進む。予防と対策は欠かせない。

 警察庁が9日に発表した、平成24年1~9月分の犯罪統計資料によると、平成24年の刑法犯の総数は102万8,525件で、前年同期比で7万6,447件減少した。4年前の平成20年同期比では33万376件減少しており、ここ数年で刑法犯の総数は大きく減少している。

 一方、内閣府政府広報室は「治安に関する特別世論調査」を8月16日に発表した。全国20歳以上の日本国籍を有する者3,000人を対象とし、平成24年7月5~15日にかけて行った。

 調査結果によると、現在の日本は治安がよく、安全で安心して暮らせる国だと思うか聞くと、「そう思う(そう思う14.7%、どちらかといえばそう思う45.0%の合計)」と答えた人が59.7%で、前回調査(平成18年12月)時よりも13.6ポイント増加した。「そう思わない(そう思わない14.0%、どちらかといえばそう思わない25.4%の合計)」と答えた人は39.4%で、前回調査の52.5%から13.1ポイント減少している。

日本は安全・安心な国か

 これらの調査結果を見ると、犯罪が減少している傾向と、国民の治安に関する意識が改善している様子が読み取れる。

 ただし、手放しで喜ぶことはできないようだ。警察庁が2日に発表した「平成24年上半期(1~6月)の犯罪情勢」によると、平成24年上半期における振り込め詐欺の認知件数は、2,788件と前年同期比より83件減少した一方で、被害総額は約63億9,710万円に達し、前年同期比で約7億9,799万円増加した。

 さらに、殺人、強盗、放火、強姦の凶悪犯に略取誘拐・人身売買、強制わいせつを加えた「重要犯罪」の認知件数は、平成16年以降減少していたが、平成24年上半期は前年同期比で322件(4.8%)増加している。

 日本の犯罪件数は減少している一方で、犯罪の巧妙化や凶悪化は進んでいる。被害に遭わないためにも、日頃の心構えと対策はしっかりしておきたい。

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