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かしこかわいいロボット掃除機が大人気
ルンバの独占市場を国内家電メーカーが追撃

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2012/10/20 16:00

 日本でも認知度が高まり、人気を博するロボット掃除機。用途に応じたさまざまなタイプが登場し、売れ行きが好調だ。

 ロボット掃除機の売れ行きが好調だ。先頃GfKジャパンが発表した「2012年上半期家電・IT市場動向」でも、クリーナー市場の主力製品である一般的なキャニスタータイプは前年比2%減となったのに対し、ロボットタイプは23%増加と急成長している。

「ルンバ780」

 その先駆者は「ルンバ(アイロボット社/米国)」。米国で2002年に誕生した同機は、2年後の2004年に日本でも発売された。充電後、スイッチオンで自動的にゴミを吸い取り、部屋の掃除が完了するという利便性と、何ともユーモラスな動きが特徴。普及版「ルンバ527J」が1台4万8,800円、最上位モデル「ルンバ780」にいたっては7万9,800円という価格にも関わらず、キレイ好きでカワイイものを好む日本人の琴線に触れ、大ヒットした。いまやロボット掃除機の代名詞的な存在となった。

「ココロボRX-V100」

 このルンバのヒットに、国内家電メーカーも静観しているわけではない。音声認識による会話機能やカメラ搭載でスマートフォンと連動して外出先から部屋の様子を確認できるなど、日本が得意とする多彩な付加価値を付けたシャープの「ココロボRX-V100(12万9700円)」他の機種が続々と登場し、独走するルンバを追撃する。

 しかし、ロボット掃除機の分野では、一日の長があるアイロボット社。次なる一手も抜かりがない。実はルンバには、日本未発売ながら拭くタイプもある。名称は「Scooba(スクーバ)」といい、フローリングなどの床面を全自動で集塵、水洗い、乾燥と3つの作業で清掃するもの。米国内での価格は、最新機種「スクーバ390」が499.99ドル(約4万円)。

 また、すでに日本でも販売され、人気が高かった拭くタイプのロボット掃除機には「ミント オートマティックフロアクリーナー(2万9,900円)」があった。ところが先月9月、開発したエボリューション ロボティクス社(米国)が、アイロボット社に7,400万ドル(約58億円)で買収された。そのため、ゴミを吸わずに、専用クロスの交換で、乾・水拭き両方の掃除ができた同機も、今後はルンバ・シリーズのひとつとなる模様だ。

 用途に応じて活躍の場が広がるロボット掃除機。人気の高さを受けて、ルンバと国内家電メーカーの争いは当分続きそうだ。

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