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約5割が電子書籍「読みたい」成長有望市場
電子書籍ならでは、新読書体験サービス続々

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2012/10/27 12:00

 電子書籍の普及率は2割弱にとどまっているが、潜在的な利用希望者が多いとみられている。今後の市場拡大を期待し、各社がサービスの拡充を進めている。

電子書籍の利用率

 価格.comが9月20日に発表した電子書籍に関するアンケート調査結果によると、電子書籍の利用率は、全体の2割弱にあたる19.9%にとどまっていることが明らかになった。調査は8月28日から9月3日にかけて、全国の価格.com登録ユーザーを対象に行われ、5,847名から有効回答を得た。調査では、現在電子書籍を利用していない人を対象に、今後電子書籍を読んでみたいかを聞いたところ、52.8%の人が「読みたい」と答えている。

 現時点での電子書籍の普及率は決して高くないものの、潜在的なユーザーは相当数存在し、成長が望める有望な市場とみられる。こうした状況を反映し、電子書籍に関する新サービスが続々と登場している。

 NTTぷららは、テレビで視聴できる電子書籍サービス「ひかりTVブック」を11月から開始すると発表した。絵本や写真集をテレビの大画面に映し、臨場感を味わうことができる。また、絵本コンテンツは文章を自動的に読み上げる「読み聞かせ」機能を備えるなど、電子書籍の新しい楽しみ方を体験できる。約5万冊のコンテンツを用意するという。

「Hondaツーリングマップル」
イメージ図

 一方、ホンダは、二輪車オーナーを対象とした無料のスマートフォン向け電子書籍「Hondaツーリングマップル」のサービスを、31日からスタートさせる。このサービスは、全国の道路地図だけでなく、おすすめツーリングコースや絶景ポイント、ご当地グルメなど、周辺の観光情報や道路状況などを地図中にコメント形式で掲載。ツーリングの楽しみがさらに広がりそうだ。

 また、KDDIは12月上旬から、月額590円で電子書籍が読み放題となるauスマホ向け電子書籍サービス「ブックパス」を提供する。コミックや小説、ライトノベル、実用書、雑誌、写真集など様々なジャンルの書籍が読み放題となる「読み放題プラン」に加え、読みたい書籍を1冊ごとに購入する「アラカルト購入」も用意し、利用者拡大を狙う。

 価格.comの調査では、電子書籍について「コンテンツが少ない」「紙の書籍と比べてコンテンツが安くない」「コンテンツのジャンルに偏りがある」などの不満が多く寄せられていた。新サービスの提供とともに、各社がこうした不満解消に取り組んでいくことで、電子書籍市場の拡大につながるか、今後の動向に注目が集まる。

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