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冬場に特に注意したい訪問販売トラブル
防災意識につけこむ消火器セールスとは

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2012/12/08 12:00

 代表的な訪問販売で売られるものの一つに消火器が挙げられるが、この設置や購入に関する相談が後を絶たないという。国民生活センターは11月29日、「2か月ごとに消火器を買わされた!消火器の次々販売」と題し、メールマガジンに掲載した情報を紹介した。

 報告事例では、60代の女性の自宅にある日、消火器の交換に来た業者とみられる男性が突然訪問した。女性は聴覚障害があるため、筆談などで会話をしたところ、細かい部分はよく分からなかったが、亡くなった夫が以前買った消火器の交換なのだろうと思い、2万円ほど支払って交換してもらったという。すると2か月後にまた同じ男性が「消火器の取り換え時期だ」と訪ねてきたので、2万円支払って取り換えた。その後も2か月おきに計4回訪問を受けて消火器を交換し、8万円以上支払ってしまった。こんなに頻繁に消火器を取り換えるのはおかしいのではないか、返金してほしいと同センター相談したという。

 同センターは「ひとこと助言」として、この事例のほかに「この消火器は耐用年数を過ぎている」「消火器は1年に1回交換する義務がある」などと事実と異なることを言って購入させるケースもあると明らかにした。消火器には使用期限が表示されており、「交換」などと言われた場合は、まず表示を確認するよう提案している。また、一般の住宅に消火器の設置義務や交換頻度などに関する決まりはなく、設置や交換の判断は、自分でよく考えて行うよう促した。

 一方、一人暮らしの高齢者や障害者の家に見知らぬ人が出入りしていないかなど、身近な人が日ごろから気を配ることも大切と指摘。少しでも不審な点や分からない点があるときはその場で契約せず、きっぱり断ることが重要だとした。心配なときは、住まいの自治体の消防署や消費生活センター等に相談するようにとアドバイスしている。

 冬場になり火災に対しての意識も高まる中、消火器の訪問販売など防災意識につけこんだトラブルには、くれぐれも注意したい。

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