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文豪の作品が味わえるグルメスポット
「最後の晩餐」から「昔ばなし盛り」まで

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2012/12/15 14:00

 文芸作品やアニメに登場する一品を味わうことができるグルメスポットが話題になっている。

 本や映像作品の中に出てくる食の場面。どんな味かと想像を巡らし、実際に食べてみたいと思う人も多いだろう。実はいま、そんな願いをかなえてくれるグルメスポットが話題となっている。

 今回、ノーベル文学賞受賞とはならなかったが、世界中に熱狂的なファンを持つ作家である村上春樹。彼の作品にも数多くの「食」のシーンが出てくる。例えば、第21回谷崎潤一郎賞受賞作「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で、主人公が“最後の晩餐”として調理して食べる朝食もそのひとつだろう。

 メニューの構成は、ストラスブルグ・ソーセージ(フランス風フランクフルト)を加えたトマトの煮込みと、キャベツとピーマンのサラダ。そしてフランスパン、飲み物はコーヒーだ。このメニューを味わえるのが今秋、東京にお目見えした「BUNDAN(ぶんだん)」である。

 同店は、日本近代文学館(東京都目黒区)内に、今年10月にオープンしたカフェ&レストランだ。コンセプトは、立地環境を考慮して文学色を出すこと。そのためメニューには、前述の「村上春樹の朝食(単品900円、ドリンクセット1,100円)」をはじめ、向田邦子、宇野千代らの作中の一品が並ぶ。またドリンク類も、文豪や名随筆家らが愛してやまなかった一杯が勢ぞろいしている。一例をあげれば「天災は忘れた頃に…」で有名な寺田寅彦の「牛乳コーヒー(800円)」。これは彼のコーヒー好きの原体験となった一品が再現されたメニューだ。

 また、アニメの食事を再現した店もある。

芳味亭の「昔ばなし盛り」

 テレビアニメ「まんが日本昔ばなし(1975~94年)」は、日本人の琴線を刺激し、大ヒットした作品だった。現在もテレビでは特番が組まれたり、DVDは第4弾(40巻)発売中と、その人気は今日も健在だ。

 この作品にも、数々の「食」のシーンが登場する。例えば、茶わんにこんもりと盛りつけられたご飯だ。現在は、特盛り、メガ盛りのジャンルに「昔ばなし盛り」という言葉も定着しつつあり、アピールする店舗も多い。

 そんな中、ビジュアル面で最も忠実に再現されていると大食漢グルメから支持されるのが、群馬県の片品村にある「芳味亭」。いまの季節なら、武尊他のスキー、スノーボードのゲレンデにも近いところだ。こちらでは定食にプラス200円で、あのご飯を食べることができる。もちろん味も太鼓判、ご飯、おかずともにおいしいと評判だ。

 本やアニメに出てくる食事を、実際に味わってみるのも面白そうだ。

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