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酒類業界苦戦続くも、低アルコール飲料は好調
今冬はホットモヒートが人気

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2013/01/19 14:00

 矢野経済研究所は11日、酒類市場に関する調査結果を発表した。調査は2012年10月~12月にかけて、酒類メーカー各社、関連団体を対象に行われた。

 本調査における酒類市場とは、ビール類、清酒、焼酎甲類、焼酎乙類、ウイスキー、ワイン、低アルコール飲料、その他の計10市場を合算し、算出したもの。また低アルコール飲料とは、醸造酒や蒸留酒、リキュールを果汁、茶、水、炭酸水などで割り、アルコール度数10%未満にした商品で、チューハイ、サワー、カクテルなどのアルコール飲料を指す。

 2011年度の国内酒類市場は、メーカー出荷金額ベースで3兆6,300億円となり、前年度比98.1%だった。これは、若年層のアルコール離れや不景気による飲食機会の減少による業務用市場の不振、国内人口の減少などの影響とみられ、酒類産業の市場規模は長期的な市場縮小が続いている。2012年度の同市場も、3兆5,500億円の前年度比97.8%とみられている。

 そんな中、2011年度の低アルコール飲料市場は、メーカー出荷金額ベースで2,175億円、前年度比104.3%と、苦戦が続く酒類市場において好調なカテゴリーの一つとなった。

 中でも、マッコリやモヒートといった新たな酒類が人気となった。モヒートはキューバのハバナが発祥のラムベースのカクテルで、ミントの葉、ライム(レモン)、砂糖、炭酸を加えたもの。文豪ヘミングウェイも好んだという。

 その清涼感のため夏場の飲み物として人気が高く、2012年の夏も大ヒットとなった。その人気はこの冬も継続し、ソーダではなく、お湯割りや温かい紅茶でホットカクテルという提案も生まれている。

 一方、ノンアルコールテイスト飲料が急速に市場を拡大し、ビールテイストだけでなくカクテル風味、ワイン風味などさまざまなテイストの商品が発売されるなど広がりを見せている。

 低アルコール飲料やノンアルコールテイスト飲料など、新たな味わいを楽しんでみるのもよさそうだ。

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