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雪がなくても楽しめる雪合戦とは?
「YUKIGASSEN」は今や国際的スポーツ

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2013/01/26 18:00

 ひそかに、雪合戦を世界的なスポーツ「YUKIGASSEN」として発展させ、ゆくゆくは五輪の種目採用をと尽力している動きがある。

 1988年に雪合戦の公式ルールは考案され、翌年には国際大会として現在も続く「昭和新山国際雪合戦」が開催された。1993年には、全国に誕生したチームを統括する組織として、日本雪合戦連盟(2011年法人化、現在は一般社団法人日本雪合戦連盟/本部:長野県)が設立された。

 スポーツとなった雪合戦の公式ルールは厳格だ。例えばチームは、団体戦である雪合戦の1チームはフォワード4、バックス3の7名構成と決まっている。タテ10×ヨコ40メートルのフィールドを舞台に、敵味方総勢14名のプレーヤーが雪玉を投げ合う。

 使う雪玉(試合玉)は直径7センチまでで、雪玉を作る専用器具(7万3,500円)もある。試合は3セット制で1セットは3分。1セットで使用できる雪玉も、1チーム90個と個数限定。勝敗は、相手チームのプレーヤー全員に雪玉を当てるか、相手陣内にある旗を奪取することで決まり、2セットを先取したチームが勝ちとなる。何でもコツは、フィールド中央と陣内にある雪玉除けの壁の使い方だという。

 現在、雪合戦はウィンタースポーツとしてだけでなく、雪のない地域や冬以外でも楽しめる通年スポーツとしても日本各地に広がっている。いまでは、雪とは縁がなさそうな南国九州でも大会が開催されている。

 特に九州では、雪のあるタイプとないタイプの、両方の大会が行われている。

 雪のあるタイプは「全九州雪合戦大会」で、会場は九州にある2つの天然雪スキー場のひとつである九重森林公園スキー場(大分県玖珠郡)で、今年は2月24日に開催予定。参加費は1チーム5,000円。優勝賞金は4万円、2位には2万円、3位には1万円となっている。

「雪合戦練習用雪玉」

 また、雪なしは「福岡雪合戦大会」。2011年から始まった同大会、今年は昨年までの年1回が、春と秋の2回へと拡大。春は4月13日に、県内大野城市総合体育館での実施が予定されている。まだ日程以外の詳細は未定だが、賞金も出る。昨年の大会では1位に優勝賞金2万円、2位には1万円が贈呈された。なお福岡雪合戦では、アシックス製「雪合戦練習用雪玉(6,300円、1箱10個入)」が試合用の“雪玉”となる。これは直径7センチ、重さ約37グラム、やわらか仕様となっており、当たった際の衝撃を考慮したつくりになっている。

 しかし一方で、昨年は意見の対立から統括組織が分裂し、北海道に国際雪合戦連合という新組織が生まれた。そして雪合戦の黎明期から続く昭和新山での大会は、同連合の主催となった。両組織の間には、一刻も早い雪合戦ならぬ雪解けが待たれる。

 日本発のスポーツとして「YUKIGASSEN」が世界に広まるか、今後の動向に注目が集まる。

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