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たばこ喫煙人口減少するも、業績好調のJT
ロシアやトルコ、海外での売上増加が貢献

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2013/02/17 16:00

 喫煙者が減少する中、JTは国内外でのシェアを拡大し、順調に販売数量を伸ばしている。

 日本たばこ産業(JT)がホームページ上で公表した「国内たばこ市場の販売動向」によると、2012年4~12月期の国内紙巻総販売数量は1,501億本で、前年同期より約9億本減少した。しかし、同期間のJT国内紙巻販売数量は894億本で、前年同期比で約85億本増加し、国内の販売シェアは53.6%から59.6%に拡大した。

喫煙者率の推移(JTホームページより)

 しかしながら、JTが毎年実施している「全国たばこ喫煙者率調査」によると、2012年の男女合わせた喫煙者数は2,216万人で、前年よりも63万人減少した。喫煙者率も前年より0.6ポイント減少し、21.1%となった。健康志向の高まりや、2010年10月に実施されたたばこ税の増税の影響で喫煙者は減少しているためとみられる。

 一方、JTが1月31日に発表した「海外たばこ事業実績速報」によると、2012年1~12月期の海外たばこ事業実績は、2012年の総販売数量は前年同期比2.5%増の4,365億本、自社たばこ製品売上収益は、前年同期比5.4%増の118億1,700万ドルに達するなど、好調に推移した。

 特に、グローバルフラッグシップブランドであるウィンストン、キャメル、マイルドセブンなどの販売数量が、前年同期比4.8%増の2,688億本と好調に推移した。中でも、ロシアやトルコ、カザフスタン、ウクライナなどでの販売増加が大きく貢献したようだ。

 たばこ税の増税や健康志向の高まりなど、日本国内でのたばこ産業を取り巻く厳しい経営環境のなか、JTは国内外で売上を伸ばし健闘している。

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