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市場拡大続く、注目の加工食品4カテゴリー
ヨーグルトや即席めんなどヒット商品続々

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2013/02/16 12:00

 富士経済は1月28日、加工食品市場調査の結果を発表した。富士経済は昨年7月から28カテゴリー401品目の加工食品について、6回に分けて国内市場を調査している。今回発表した報告書は第3回目の調査結果で、チルドデザート13品目、フローズンデザート7品目、ドライデザート6品目、米飯類10品目、めん類15品目、そのほかステープル12品目の6カテゴリー63品目の国内市場動向を調査した。調査期間は2012年9~11月。

 今回の報告書では4つのカテゴリーについて、注目市場として紹介している。

 1つ目が「ヨーグルト」。2012年の市場規模は、前年比10.9%増の2,772億円と見込まれている。「ヨーグルト」のカテゴリーでは、脂肪0%商品や、ヨーグルトの機能性とフルーツの味覚を併せ持った商品が消費者から支持され、市場拡大が続いている。

 2つ目は「手作り風和菓子」。どら焼き、わらびもち、大福などの和菓子形態のチルドデザートが対象で、2012年の市場規模は前年比15.9%増の80億円と見込まれている。2012年はコンビニ各社が新たな商品を積極的に投入したことに加え、量販店でも販売量が増えたことから市場が拡大。このカテゴリーの主力購買層は40~50代の女性で、高品質・小容量な手作り風和菓子を求めるニーズが強いようだ。

 3つ目は「即席めん」。袋入りインスタントめんが対象で、2012年の市場規模は2.0%増の1,251億円と見込まれている。袋入りインスタントめんは、具材のあるカップめんに比べて差別化できる要素が少なく、定番ブランドに人気が集まる傾向があった。しかし、東日本大震災で保存食としての価値が見直されたほか、めんの食感にこだわった東洋水産「マルちゃん正麺」の大ヒットで、他社も相次いで高付加価値商品を投入し、市場が拡大した。

 4つ目が「シリアルフーズ」。2012年の市場規模は8.6%増の266億円が見込まれている。シリアルフーズは、子供の朝食向けを中心に市場が形成されたが、少子化の影響で縮小傾向にあった。しかし、東日本大震災の影響で備蓄目的の購入者が増えたことや、カルビーの「フルグラ」が、ヨーグルトやホットケーキ、スープなどと一緒に食べるという、新たな食べ方を提案し、新規の消費者を獲得した。

 加工食品においても、時代や消費者のニーズに合っていることに加えて、新たな価値の提案を行うことが、ヒット商品のカギのようだ。

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