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グローバル展開する讃岐うどん
国内の社員食堂からロシアの街角まで

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2013/02/17 12:00

 四国・香川県の名物といえば讃岐うどん。今や国境を越えて、世界へ広まりつつある。

 2012年は「うどん県」のPRが大きな話題となった香川県の讃岐うどん。今年も次々と、新たな展開が繰り広げられている。

「赤い羽根うどん」

 讃岐うどんの故郷である香川県内の新しい試みは、食べる募金活動だ。「赤い羽根うどん(300円)」は、かけうどんの上に赤い羽根をイメージしたニンジンがのっている。1食につき10円が、地域の福祉活動の資金として寄付される。

 販売しているのは、高松市で麺類製造卸売りや手打ちうどんの店舗を経営する「さぬき麺業」。これは、社会福祉法人香川県共同募金会の「募金百貨店プロジェクト」に賛同して誕生したもの。参加する消費者側の負担は軽く、企業側は販売促進と社会貢献ができ、かつ地元の役に立つ。

 また、全国展開するチェーン店でも、国内外を舞台としたさまざまな動きがある。

 有名な讃岐うどんチェーンの一つである「はなまるうどん(運営会社:はなまる/本社:東京都中央区)」。日本に讃岐うどんブームを巻き起こした同社は、次なる展開として社員食堂に進出した。第1号店は、昨年10月に佐川グローバルロジスティクスの拠点である佐川流通センター(SRC/東京都品川区)内にオープン。続いて2013年1月7日には、東芝府中事業所(東京都府中市)の社員食堂内でも店舗営業を開始した。営業時間は、両店ともランチタイムのみで、メニューも通常店舗とは一部異なるという。また、グループ企業である吉野家との共同出店である。

 そして、国内750店舗を有する「讃岐釜揚げうどん丸亀製麺」を運営するトリドール(本社:兵庫県神戸市)は、海外進出にも積極的だ。店舗は中国、アメリカ(ハワイ)など5つの国と地域へ、昨年までに合計18店舗を国外で展開。そして今年2月には、ロシアのモスクワ市内に「ノヴォクズネツカヤ」店をオープンした。商品構成はほぼ日本と同じだが、価格はかけうどんが150ルーブル(約462円/日本での価格:380円・大)、トッピングのエビ天が70ルーブル(約215円/日本での価格:130円)など、少々高めの設定だ。なおトリドールは同店を足がかりに、2017年までにロシア国内で100店舗体制を目指す。

 国内にとどまらず、海外各地にも讃岐うどんの波が広がりつつある。

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