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楽天とアマゾン、あなたはどっち派ですか?

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2013/03/27 08:00

 先日、アマゾンの決算発表で、2012年日本国内売上高が7,300億円と発表され、ちょっとした騒ぎになった。日本のネット通販といえば楽天が思い浮かぶが、今回はその両社を比較していこう。

アマゾンV.S楽天の攻防の結果は?

 ネット通販のアマゾンの決算が発表になってちょっとした騒ぎになっている。2012年日本での売上高が7,300億円で、全国の小売業者でナンバーワンになった。日本に上陸してわずか10年の新参外資系企業がトップの座に君臨したので、国内小売業者の面目は丸潰れになった。

 一方、日本のネット通販でのトップは楽天市場だが、こちらの2012年12月期の流通総額は1兆4,000億円程度だ。これはテナントの売り上げなどを含めた総額であって、楽天の売り上げとはいえない。

 楽天単体の売り上げは4,400億円ほどで、アマゾンと比べるとおよそ3分の2だ。これまでは、ライバルといってもアマゾンの売上高がはっきりとはわからなかったので、楽天と同規模程度かと思っていたら、実際には大きな差がついていた。

アマゾンが人気の理由

 アマゾンが人気である理由のひとつとして、豊富な在庫に裏打ちされた品揃えの良さがあるだろろう。たくさんの在庫を抱えているから、品切れが少なく配送もスピーディーである。すでに全国に10か所もの倉庫と配送センターをもち、この夏には小田原に巨大な倉庫をさらに追加するという。しかも、商品の在庫を科目ごとに並べるのではなく、取り出しやすいようにアトランダムに並べて配送のスピードアップをはかっている。大量発注で低価格を実現しつつ、しかも、配送も無料(一部有料)で即日配達もしてくれることも、ユーザーに人気の要因だろう。

 それに比べて楽天は巨大なモールである。つまり商品の値付けは店任せで、楽天が行うわけではない。配送も店任せだから、即日配送はもちろん翌日配送が約束されているわけではない。その一方で楽天は、自社のクレジットカードとポイント&キャンペーンを充実させて、ユーザーへのメリットを提示している。

楽天ポイント攻略法

 まず、楽天が発行するスーパーポイントは見逃せない。様々な機会にポイントが貯まり、それがまた次ぎの買い物で使えることで実質割引になる。ポイントは、曜日や日にちごとに倍率が変動するキャンペーンが開催されており、それを知らせる手段としてメルマガが使われている。楽天会員になって楽天市場で買い物するようになれば、毎日何度もメールマガジンが届いて、お得な情報を知らせてくれる。

 そのお得を確実なものにするには楽天カードに入会しておくのがいい。このカードは年会費永久無料のうえ、楽天市場でのショッピング利用で、基本100円で1ポイントつき、それにクレジットポイントがついて2ポイントになる。さらに、楽天トラベル、楽天オークション、楽天ブックス、楽天銀行などグループ企業で使っても同率でポイントがつく。

 その他にも、街の楽天加盟店(ポイント加盟店)で利用すると、100円につきポイントが最大3倍になる。また、毎週土曜日の楽天カード感謝デーにエントリー&カード利用すると、ポイント3倍になるほか、会員は月に2回開催されるポイント最大10倍優待キャンペーンに招待されるなど、買い物するほどポイントがたまる仕組みになっている。


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著者プロフィール

  • 岩田昭男(イワタアキオ)

    1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程終了。月刊誌記者を経て、現在、流通、クレジットカード、電子マネーに強いジャーナリストとして活躍中。著書に『「信用偏差値」あなたを格付けする』(文春新書)、『電子マネー最終戦争』(洋泉社)など多数。最近は宝島社やプレジデント社からクレジットカード&電子マネー、スマホ関連のムックを精力的にだしている。最強のカード選び『岩田昭男のカード道場』、スマホで電子マネーを使ってお得をとる方法を解説した『岩田昭男の三点セット診断』、また『All About』でクレジットカードガイドを務める。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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