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15年後には、あなたの今の仕事は存在しない?
ナニーに山岳医、新たな仕事あれこれ

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2013/03/23 18:00

 いまから2年前の2011年、米国で大学研究者の仕事に関する発言が波紋をよんだ。その内容は、2011年度に米国の学校に入学する学年、日本でいえば小学1年生にあたる世代の65%の将来の就職先は、その時点では存在しない仕事になるというものだった。つまり、2011年から約15年後には、社会で求められる仕事が大きく変化するという予測だ。

 これは米国だけに限ったケースではないのかもしれない。日本においても、これまではあまりなじみのない職業や新しい仕事が誕生している。

 ところで、かつて子どもたちへ仕事に関する情報を紹介する「13歳のハローワーク」(村上龍著)が話題となった。ミリオンセラーとなったこの本は、子どもたちへ仕事に関する情報を紹介するもので、学校の教材としても使われた。そのウェブサイト内にある人気職業ランキングの2013年2月の月間ベスト10では、1位のプロスポーツ選手に次ぐのは「ナニー」だった。

 ナニーとは、イギリスの上流階級向けベビーシッターをルーツに持つ仕事で、身の回りの世話から、しつけや勉強他にもタッチする乳幼児教育のスペシャリストだ。日本では、一般社団法人日本ナニー協会(事務所:東京都板橋区)が中心となり、その普及・定着、そして人材の育成に尽力している。

 さらに、医療の分野でも「山岳医」と呼ばれる新たな職種が登場している。

 2010年にスタートした「日本登山医学会認定山岳医制度」は、「国際認定山岳医(国際山岳連盟医療部会、国際山岳救助協議会、国際登山医学会の3団体が認定)」と、「山岳医(日本登山医学会認定委員会が認定)」の2つから成る、山を仕事場とする医師の育成制度だ。

 主な活動内容は、傷病者が発生した際に現場まで急行して、医療機関へ搬送するまでのケアにあたる。山という過酷な環境下で、どんな傷病にも対応ができるオールマイティーな医療知識と技術、加えて傷病者のもとへ駆けつけるための登山に関する知識・技術や強靭な体力が求められる。現時点では、国際認定山岳医が10名、山岳医が4名にとどまっている。

 先の米国の意見をうのみにすれば、15年も経たないうちに既存の仕事の多くは、新しい仕事にとって代わられていることになる。はたして、現在のわれわれの仕事は、将来も存続しているのだろうか。

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