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商業施設の集客力ランキング
トップ施設、勝因は大規模改修工事か

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2013/06/22 16:00

 日経リサーチが13日から最新データの提供を開始した「商業施設の利用実態調査」で、東西の主要な商業施設の集客力ランキングが判明した。集客力ランキングは、調査時点の直前3カ月間に、対象となる施設を利用した人の割合を施設ごとに算出したもの。

 首都圏の商業施設のランキングは、3月に東京と神奈川、千葉、埼玉の1都3県在住の約1万6,000人を対象として、居住地域にある主な商業施設708カ所の利用状況を調査。

 調査結果によると、首都圏の主な商業施設の集客力トップは、利用率8.5%の伊勢丹新宿店だった。2位は前回調査でトップだった渋谷ヒカリエ(利用率8.0%)で、以下、小田急百貨店新宿店、西武池袋本店、銀座三越と続いた。

 トップの伊勢丹新宿店は、2013年で開店80年目を迎え、総事業費約100億円をかけて昨年6月から大規模改装をスタートし、3月6日に全面開業した。2階から4階の各フロアには、プロモーションスペース「パーク」が設けられ、伊勢丹独自のスペシャル企画を週から年単位で展開するなど、女性がワクワクする伊勢丹らしい情報を発信している。

 一方、関西の商業施設では、4月に大阪と京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県に住む約7,000人を対象に、居住地域にある主な商業施設206カ所の利用状況を調査した。

 関西の主な商業施設の集客力トップは、利用率21.4%の阪急うめだ本店だった。2位は大丸梅田店(利用率17.7%)で、以下、ヨドバシカメラマルチメディア梅田、阪神梅田本店、LUCUAと続いた。

 トップの阪急うめだ本店も、昨年11月に大規模な改装と増床が完了し、全面開業した。総事業費36億円をかけた阪急梅田駅の改修工事の完成と併せ、相乗効果で集客力を高めたようだ。

 今回のランキングでは、東西トップが改修工事を終えたばかりの施設で、その効果が大きく現れたといえる。しかし、調査以降、首都圏では3月16日から東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まった。また関西でも、4月26日にJR大阪駅北側に大型複合施設「グランフロント大阪」がオープンした。

 東西ともに人の流れが変わる可能性があり、次回のランキングではさらなる順位の変動もありそうだ。

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