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アベノミクス効果か
5月度の消費動向、投資やレジャーが好調

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2013/06/30 18:00

 株式会社クロス・マーケティングは17日、2013年5月度「消費動向」に関する調査結果を発表した。同調査は5月17日-19日の間、全国20-69歳の男女を対象に行われた。有効回答数は1,200サンプル。

 同調査は、現在の消費者の「暮らしの状況」を、所得・消費・行動の観点で過去と比較。景気動向判断の基礎資料を得ることを目的として、2009年2月より3カ月ごとに実施し、今回で16回目となる。

 特に、株式の売買回数はマイナス傾向から転じて、大幅にプラスの推移となった。また国内旅行の回数は、東日本大震災後の2011年4月調査以降ゆるやかな上昇傾向が続いており、今回の調査では2009年2月の調査開始以降、最も高いスコアに上昇した。

 店舗やレジャー施設利用の推移については、「カラオケ」「遊園地・テーマパーク」「美容院・理髪店」も調査開始以降、最も高いスコアとなった。生活実態の経年推移では、「給与所得」「預貯金」「おこづかい」「食費」は、依然としてマイナスではあるものの、いずれも調査開始以来の最高値だった。

 調査結果からは、株式投資を中心に、旅行やレジャー、生活面などで回復傾向が見られた。

 一方、日本百貨店協会は、5月の東京地区の百貨店売上高概況を発表した。こちらも、売上高総額は1,240億円余りで、前年同月比5.1%増(5カ月連続プラス)となった。

 5月売上の特徴としては、東京地区では、売上構成比34.5%の主力となる衣料品が6.9%増と大きな伸びを見せ、ファッション主導で商況全般を牽引した。具体的には、カジュアル衣料を中心に紳士ではジャケット、パンツ、婦人もジャケット、パンツに加え、ワンピースなどの動きが良かった。

 高額品は、美術・宝飾・貴金属が5か月連続で2桁増となり、引き続き活況だった。特に宝飾・時計は、50万円-100万円の価格帯を中心に依然底堅く動いており、100万円を超える高額帯にも動きが見られた。

 商品別の動きは、主要5品目では身のまわり品が7カ月連続、衣料品が4カ月連続、雑貨が3カ月連続、家庭用品が2カ月連続のプラス。食料品が2カ月連続のマイナスとなった。また化粧品が10カ月連続、美術・宝飾・貴金属が5カ月連続、紳士服・洋品、婦人服・洋品、家具が4カ月連続、その他衣料品が2カ月連続のプラス、惣菜、その他食料品が2カ月ぶり、生鮮食品が4カ月ぶり、その他家庭用品が13か月ぶりのプラスとなった。

 株価や為替の乱高下など不安要素もあるが、幅広い分野において好転が見られる。ただし、アベノミクスの本格的な政策立案や実施はこれからであり、今後の動向に注目が集まる。

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