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京都の暑い夏、「川」で楽しむ
アユの塩焼きドッグや、多国籍化する川床

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2013/07/28 12:00

 海や山へ、夏は行楽の季節だ。そんな中で、盆地という地形もあり、古都・京都の夏は暑い。

 そこで川面を伝う涼風を活用しようと考案され、今日にいたるのが「納涼床」や「川床」と呼ばれる川に突き出た高床式の飲食スペースだ。毎年、5月から晩夏となる9月まで、京都市内の鴨川などでは、数多くの納涼床や川床が登場して、地元住民はもちろん、多くの観光客でにぎわう。

 納涼床、川床の営業時間の基本は、夕方からとなる。提供される味は多彩だ。鴨川エリアを例にとれば、ハモなど旬の素材を利用した京料理はもちろん、会席スタイルの「フランス料理(1万5,700円より/禊川〔みそぎがわ〕)」や、カウンターを配した納涼床、川床でオリジナルカクテル「京の涼風(940円/バー アトランティス)」が楽しめる店舗など、美味が勢揃い。またおなじみのコーヒーチェーンであるスターバックスも、京都三条大橋店は、日本で唯一の納涼床、川床を設けている店舗となっている。

スターバックス コーヒー ジャパン京都三条大橋店より
http://www.starbucks.co.jp/store/concept/kyoto/

 さらに涼風以外にも旬の味として、古くから塩焼きなどで親しまれる「鮎」にも注目が集まる。ただし、こちらは平成の味。「アユの塩焼きドッグ(500円)」は、京都水族館内の飲食施設「山紫水明カフェ」が、水族館の企画展にインスピレーションを得て考案した期間限定販売の風変わりなホットドックだ。パンに1匹丸ごとの鮎の塩焼き、大葉、ガーリックパウダーをふったレンコンチップがはさまれており、ビールによく合うと好評だ。販売は9月1日までとなっている。

京都水族館公式ホームページ 山紫水明カフェより
http://www.kyoto-aquarium.com/shop/sannshisuimei.html#memu

 高温多湿の日本の夏は、昔から「二八(にっぱち)」などと称され、経済活動にはベストとはいい難い時期。とりわけ暑さで食欲減退など、食関連の産業にしてみれば、マイナス要素が目立つシーズンだ。そこで役立つのが、消費活動を活性化させるために、あみ出された知恵の数々。暑い夏を過ごすための京都の川のアイディアも、そのひとつといえそうだ。

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