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ご当地キャラクターも波瀾万丈
全国各地で地域の発展に奮闘

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2013/07/28 16:00

 町の復活のために、さまざまな試練を乗り越えながら、全国各地のご当地キャラクターが奮闘している。

 まず、陸前高田市の人気キャラクターの「どんこ博士」。「陸前高田市 海と貝のミュージアム(入館料大人500円)」は、1994年に陸前高田市(岩手県)に開館し、貴重な貝の標本や化石展示と水族館で構成された三陸海岸唯一の施設だった。そして2004年、同ミュージアムへの親近感の醸成や来館促進を目的に、三陸地域で冬が旬となる「エゾイソアイナメ(通称ドンコ)」をモチーフにしたキャラクター「どんこ博士」が生まれ、人気を博した。

どんこ博士 [岩手県] | ゆるキャラブック
http://yuruchara.yapy.jp/chara/donkohakase/

 ところが2011年3月、よもやの天災が同ミュージアムを襲った。東日本大震災の津波により施設は全壊し、2012年3月には閉館。どんこ博士もお役御免となり、その役目を終えたかに見えた。しかし今年の5月、事態は一変した。海と貝のミュージアムの展示物を引き継いだ「岩手県陸前高田市立博物館(同博物館も、現在震災被害で休館中)」が、どんこ博士を復興のPR役に指名。今後は、博物館や市が催すイベントに登場させるべく、企画が進行しているという。

 一方、下呂警察署(岐阜県)の「ゲロッピィ(長男ジョロッピィ/コスチュームカラーは赤、次男チュロッピィ/コスチュームカラーは黄色、三男ゲロッピィ/コスチュームカラーは緑)」は、地域の防犯や交通安全にと立ち上がった戦隊風の三兄弟キャラクターだった。しかし活動開始から3年目の昨年末、長男・次男が相次いで出動不能状態に陥る。理由は人事異動で、担当警察官が下呂を離れてしまったためだ。そして半年が過ぎた今年6月、ようやく新しい担当者も決まり、キャラクター全員が久々にイベント会場にそろい踏みとなった。当分は人事異動もなく、しばらくは三兄弟も安泰となった。

岐阜県 : 下呂警察署「ゲロッピィ」
http://www.pref.gifu.lg.jp/police/keisatsu-sho/gero-sho/oshirase/gpm-gero-ppy.html

 また、本格的な観光シーズンを控えた4月初旬、北海道のえりも町では大騒ぎとなった。ことの発端は、えりも岬地域のガソリンスタンドの全廃業を伝える新聞報道だった。記事内容に間違いはないが、正確を期すならばガソリンスタンドは、幹線道路沿いからはなくなるが、地域から姿を消すわけではない。この誤解を招きかねない報道で、観光客が減ってしまっては大変と、奔走したのが「とよにんくん」。彼はハートの形で有名な同地域の湖「豊似湖」がベースになったご当地キャラクターだ。キャラクターの設定は赤ちゃんだが、ITには造詣が深く、今回の騒動ではツイッターを駆使して、事態の沈静化に尽力と大活躍だった。

とよにんくん のキャラクタープロフィール [ご当地キャラカタログ]
http://localchara.jp/catalog/2674/

 天災や人事異動、困ったうわさにも負けず、地域のさらなる発展のために、今日もご当地キャラクターの活躍は続いているようだ。

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