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国内線LCC、観光メインに利用者増
一方で、消費生活センターに関連相談も

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2013/08/11 18:00

 国内線LCCは、2012年3月のピーチ・アビエーションに始まり、7月にジェットスター・ジャパン、8月にエアアジア・ジャパンが相次いで就航。2013年7月末時点では国内25路線と、着実に路線数を増やしている。

 就航当初は遅延や欠航の多さ、既存の航空会社とのサービス面での違いなどの話題も多かったものの、利用者は着実に増加し、今年のゴールデンウィークの国内線LCC搭乗者数は約17万人と、航空機利用者全体の約5.8%に上っている。

 株式会社JTB総合研究所の「国内線LCC利用者の意識と行動調査」によれば、国内線LCCを利用した旅行の目的は、「観光」が74.7%で最多に。

 国内線LCCが就航したことが旅行にどのような変化を与えたかを聞いたところ、「国内線LCC就航がきっかけ、理由で国内旅行をした」が46.5%で最も高く、「これまでと同じ行き先でもLCCを選択するようになった」が31.7%で続いた。

 一方で、全国の消費生活センターには、LCCに関するさまざまな苦情や相談が寄せられている。事業者側の準備不足や消費者への説明不足によると考えられるものもあるが、従来の航空サービスとの違いや、ウェブサイトの予約システムに不慣れな消費者の操作が一因とみられる相談も含まれている。

 主な事例としては、「最終確認画面がないので、搭乗者名や予約条件全般の確認ができなかった」「予約画面の初期設定によって、選択を誤りやすい」「利用できない組み合わせの便を、候補として提示された」「航空会社事由の時刻変更によるキャンセルで、返金に約款にない条件を付けられた」「運賃以外に必要な費用もきちんと表示すべき」などの相談が寄せられていた。

 国民生活センターは、LCCに関するトラブルについて、「予約に先立ち、約款や利用案内について、従来の航空会社との違いを確認する」「運賃以外に必要な費用を確認する」「移動全体の面から、他の交通機関とも比較検討する」「時間に余裕を持って空港に向かう」など、アドバイスを行っている。

 LCCの登場により、新たな航空市場が拡大を続ける一方で、それに伴うトラブルも増えている。同センターは事業者にもウェブサイトのシステム改善などを求めているが、利用者側もトラブル事例などを参考にしながら上手にLCCを活用したい。

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