MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

多すぎると信用力ダウンにつながる、カードやローンの「申込履歴」とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2013/08/26 08:00

 日本ではあまり知られていない「個人信用情報」。ちょっとしたミスが信用力を落とし、ローンやクレジットカードの審査に影響します。あなたの信用力は大丈夫?

あなたの信用力を左右する、カードやローンの「申込履歴」とは

 こんにちは、ラッセル・カマーです。この連載ではこれまで、皆さんのクレジットスコア、つまり信用力に影響を与える様々な要素について、ご紹介してきました。

 今回は、「新規の契約口座数」についてです。契約口座には、クレジットカードも含まれます。スコアに悪い影響を与える場合もあるので、新しくカードを作ろうとしている方は、よく検討してから申し込んだほうがよいでしょう。

たくさんカードを作ってしまうと信用力が悪化するかも!?

 自分のクレジットレポートや信用情報をチェックしたことがある方はおわかりでしょうが、信用情報には、直近6ヶ月分の、カードや各種ローン等の申込履歴が記録されています。なかでも「申込履歴」に注意が必要で、仮に審査が通らなくても、「申込があった」という事実自体は、6ヶ月間、個人信用情報機関によって記録されます。

 この申込履歴は、多ければ多いほどスコアには悪い影響を与えます。6ヶ月間という短い期間に多くのクレジットカードやローンを申し込んでいるということで、浪費癖があるのではないか、資金繰りに困っているのではないか、などと判断されてしまうためです。一般的に、申込から短ければ短いほどスコアへの影響は大きく、時間が経つことで、少しずつ影響は小さくなっていくようです。

 また、以前も書いたように、口座の保有歴もスコアに影響を与え、保有歴が短いほどマイナスとなります。そういった意味でも、短い期間で多くのカードやローンを契約することは、クレジットスコアに悪い影響を与えると言えるでしょう。

 様々なキャンペーンや特典を打ち出して契約を募っているカードも多いですが、新規での契約には慎重になった方がいいかもしれません。

 とはいえ、新しくカードが必要になったり、各種のローンを利用したくなったりすることも当然あると思います。新規にカードを持つことで一時的にスコアが悪くなる恐れがありますが、もちろん、カードを持っていること自体が悪いわけではありません。むしろ、正しく使い続けることで、スコアは向上していきます(次ページへ続く)


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • ラッセル・カマー(ラッセル・カマー)

     スタンフォード大学大学院にて金融統計学修士を取得後、メリルリンチ(香港)、ゴールドマン・サックス(東京)の勤務を経て、日本で起業を決意。最初にソーシャルレンディングの会社を設立。証券会社とこの1社目の業務を通して日本の金融市場を深く知ったことから、日本の皆さんにも個人信用情報をより活用いただくことの重要性に気づき、個人信用力レポート(クレジットレポート)のサービスであるマイクレジットを立ち上げる。

     本連載では、個人信用情報、信用力アップのヒントや、その他マネーハックにつながる情報をお伝えしていきます。

    ●マイクレジットのブログはこちら「クレジットライフ・ブログ」

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5