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全国で「酢飯×和牛」の寿司駅弁人気
それぞれ自慢の味でヒット継続中

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2013/10/13 14:00

 全国の鉄道の駅で、それぞれがオリジナリティーある味をアピールし、訪れる人々の胃袋を刺激する「駅弁」。どれを選ぼうかと悩むのは、旅先の楽しみのひとつでもある。行楽の季節を迎えた今秋、そんな駅弁のロングセラーである酢飯×和牛のお寿司に注目したい。

 駅弁デビューは今年4月だが、13年ぶりの復活となったのが「牛ずし弁当(1,250円/デリクックちくま・本社:長野県長野市)」。しぐれ煮風に味付けされた牛肉が、刻みシイタケ入りの酢飯の上にのった同弁当のルーツは古く、そもそもは長野県須坂市にあった料亭が一般向け商品として1967年に考案したもので、地元の人気メニューだった。しかし、2000年に料亭が廃業。伝統あるおいしさを後世にも伝えたいとする考案者と地元業者の願いがかない、今回、商品化された。販売は、長野新幹線(JR東日本)の「長野」「上田」の両駅。また新幹線の車内でも求めることが可能。

牛ずし弁当
http://www.chikuma-f.com/23-2ekiben.htm

 発売開始から、今年で10年目の節目を迎えた「モー太郎寿司(900円/新竹商店・三重県松阪市)」は、紀勢本線(JR東海)「松阪駅」の駅弁だ。形状は巻物で、酢飯の中身は自家製の牛肉しぐれ煮がぎっしりと詰まっている。同駅弁は味もさることながら、駅弁ではあまりみかけないイメージキャラクター「モー太郎」による展開も特徴の1つ。これは「世代を超越して、多くの人にもっと駅弁に関心を」という販売コンセプトを反映したもの。現在もパッケージや、駅弁1個に1枚付くオリジナルシールのおまけを通して、駅を利用する旅行者へのアピールに努める。

モー太郎寿司
http://www.ekiben-aratake.com/cart/cart.cgi

 酢飯の上に、ローストビーフと牛しぐれ煮がのった「飛騨牛しぐれ寿司(1,260円/金亀館・本店:岐阜県高山市)」は、1994年の高山本線(JR東海)全線開通60周年を記念して「高山駅」で販売が始まった駅弁だ。以来、20周年を来年に控えた今日まで、定番のおいしさであるしぐれ煮と駅弁素材にはめずらしいローストビーフが一度に味わえると、“欲張り派ご用達”の駅弁だ。わさびとしょうゆで味わうローストビーフは、一度口にしたら何度でも食べたくなるとグルメ派からの支持も高い。

飛騨牛しぐれ寿司
http://www15.ocn.ne.jp/~kinkikan/index02-3.htm

 窓の外を流れる秋の風情を楽しみながら、おいしい駅弁に舌鼓を打つ。そんな風流な味わい方もよし。または、この駅弁がなぜ長い間高い人気を保っているのかと、あれこれ詮索しながら箸を進めるのも、ビジネスにも役立ちそうなヒントが見つかりそうで、面白そうだ。

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