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海底で熟成させた酒、注目集まる
限定品で入手困難なケースも

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2013/11/30 16:00

 沈没船から引き揚げられたシャンパンやワインが時折大きな話題になる。憧れやロマンがあるからだけでなく、「海の波動で瓶がゆったりと揺れ、アルコールと水の分子がうまく合わさり味がまろやかになる」、「海中の1年は地上の10年に匹敵し、熟成が早くなる」など、酒好きにはたまらない逸話が多い。そんなロマンを再現しようと、海中で酒を熟成させる試みが各地で行われている。

 酒類販売のコモンセンス(神奈川県相模原市)は、11月8日から海底で熟成されたワイン「SUBRINA(サブリナ)」の販売を始めた。沈没船から見つかったワインを再現しようと、6,000本の赤ワインを南伊豆の海底に沈めたのが昨年11月。約7カ月間海底で熟成させ、販売にこぎつけた。ソムリエによる地上セラー熟成と海底熟成との比較試飲では、角がとれてなめらかになったなどの評価を得たという。フジツボや石灰藻などがボトルにびっしり付いたAタイプが1万2,000円、付着物の少ないBタイプが1万円。

 また、日本酒4,000本を海底で熟成させる「海中熟成酒」プロジェクトもある。企画したのは日本酒熟成酒専門店「酒茶論」。ありのままの自然が残された賀茂郡南伊豆町中木沖の海底で、瓶詰めにした日本酒を熟成させることに成功した。今回の企画では事前に支援金を募っており、支援金1万円で海中熟成したお酒と蔵で熟成したお酒(720ミリリットル)の飲み比べセットが手に入る。現在、支援金の募集は終了している。

https://www.makuake.com/project/kaiteijyukusei/ より

 一方沖縄では、海底で熟成させた泡盛「海底貯蔵酒」が販売されている。琉宮城蝶々園が販売する「海底貯蔵酒」は、第2回日本おみやげアカデミー賞グランプリも受賞しており、知る人ぞ知る人気商品だ。価格は1万2,600円。

http://shop.ryukyumura.co.jp/products/detail/739 より

 こうしたロマンあふれる商品は限定品も多く、入手困難なケースもある。入手を希望する人はアンテナを広く張り巡らせ、見つけたら早めに手に入れる必要がありそうだ。

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