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横浜DeNA、観客動員数で高い伸び率
独自の情報発信が奏功

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2013/12/15 16:00

 2013年の観客動員の伸び率なら、ぶっちぎりの優勝だ。それがプロ野球・セントラルリーグの「横浜DeNAベイスターズ」。この背景には、シーズンのオン・オフとは関係なく展開される独自の戦略によるアピールもひと役かっているようだ。

 今年で2年目のシーズンを終えた横浜DeNAベイスターズの2013年は、ささやかと大幅なアップが同居した1年だった。成績は64勝79敗1分け。昨年の最下位から順位を1つ上げて5位となった。

 一方で、ホームゲーム入場者数は、昨年の116万5,933人が今年は142万5,728人と急増。こちらは、初の日本一でわいた東北楽天イーグルスでさえ8.8%だったのに対して、22%増とプロ野球12球団で唯一2桁を記録した。

 観客が増えた要因には、ハードとなる球場の改修やプロ野球史上最高額となる100万円チケットほか、多彩な入場チケットの販売や各種コンテンツの充実などが挙げられる。

 特に、広範囲の人を対象とする情報の発信については、なるほどこれなら、たとえプロ野球に関心が低い層でも、球場で実際の試合を見たくなると思わせるものも多い。

 例えば、「ダッグアウトの向こう~横浜DeNAベイスターズ2013(3,990円・DVD商品)」は、シーズン中のチームを映像で追った密着ドキュメントで、昨年第1弾が発表され大反響を呼んだ2013年度版だ。今回も、プロのプロたるゆえんを随所に見ることができる作品に仕上がっており、スポーツのドキュメンタリーとして一級品との呼び声も高い。今年は、劇場公開も予定されている。日時は12月16日と、18日から20日の4日間で、各日19時50分より。場所は、神奈川県横浜市にある短編映画だけを上映する映画館ブリリアショートショートシアター。料金は大人1,500円。

 また、古典的な「Tシャツ」による情報発信も巧みだ。球団が販売するTシャツといえば、所属する選手の新記録達成記念やプロデュースが一般的。しかし、横浜DeNAベイスターズの場合は、チームに親近感が見込めそうとあらば、ただちに商品化される。先月もユニークな「うなぎのぼりTシャツ(2,500円)」が話題となったばかりだ。これは奄美大島で行われた秋季キャンプの休日に行われた釣りの戦果で、商品化の理由は「縁起がいい」だった。

 観客動員に成功すれば、次に期待がかかるのがチームの優勝。来年は、球場に訪れたファンを喜ばせることができるか、注目が集まる。

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