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運送業&施工会社で成功したのに、なぜか平社員に?
夢の総合不動産業のため、投資を重ねてさらなる成功へ

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2008/01/28 09:05

今回は、総合不動産会社を経営する塀和壮一さんのお話です。小学生のとき、「不動産屋になりたい」と思った塀和さんは、28歳で現在の会社を創業するまで、資金力とマネジメント能力を身に付けるために、いくつかのステップを踏みました。塀和さんのお金の運用の仕方には、商才を感じる方も多いのではないでしょうか。

総合不動産会社を始めて、十年強

 総合不動産業の株式会社夢ハウジングを経営する塀和壮一さんは、着実に夢の階段を上がってきた人だ。1996年に創業した夢ハウジングは、東京都の城東地域と千葉県西部を中心に、不動産の売買、賃貸、管理をすべて行う総合不動産会社である。地価相場の比較的安いエリアで、一戸3,000~4,000万円台の新築の土地付き建売住宅や自社分譲マンションを提供している。

 「若い会社員の方でも買いやすく、万人にウケる、ちょうど良い価格帯で、安心して住める住宅を提供したいのです」

 戸建分譲事業、マンション分譲事業、賃貸「ピタットハウス」フランチャイズ事業を行っている同社は、今後、不動産ファンド(投資)事業や商業ビル開発事業にも力を入れていきたいと言う。

「いい住宅を安く提供したい」

「土地を仕入れ、さまざまな建築コストを抑えれば、安全で高品質な住宅を安く作ることができます。適正な利益はいただくけれど、それ以上はいただかない。そんな当たり前のことをやっていきたい」と言う塀和さん。

 実は、建築コストは、もっと抑えることができるそうだ。夢ハウジングの自社ビルもその一例だ。他の建築会社に見積もりを出してもらうと、1億2,000万円だったが、自社で設計から資材調達、施工を行ったら5,000万円で済んだと言う。

 「自社で土地を仕入れ、現地で材料を切る工程を少なくするため、あらかじめ工場でカットした材料を運び、その運搬効率を上げて、人件費を含めたコストを抑えることで、高品質な住宅を安く作ることができます。3,000万円の家づくりができれば、それを3億円、30億円の建設にも活かすことができます」

小学校の卒業文集に書いた夢「不動産屋になりたい」

 塀和さんは1967年、東京都江戸川区で生まれた。「不動産屋さんになる」と決めたのは、幼少の頃だった。家を建てる土地を探していた親と一緒に歩いていると、ぶっきら棒に「あんたいくら持ってるの?この土地買いなよ」と言った不動産屋がいた。子どもながらに、自分の親が馬鹿にされた気がして、「不動産屋さんなんて、大嫌い!」と言う塀和さんに、親は「そういう考え方もあるが、そういう業界自体を直してあげればいいのじゃないか」と答えた。そのとき塀和さんは、「将来、安心して家が買える不動産屋になろう」と決心したそうだ。

中学生の頃から垣間見えた商才

 塀和さんの商いの才能は、中学生の頃から垣間見える。中学2年生から、放課後に「ほかほか弁当」でアルバイトを始めた。当時、おかずとご飯をセットにした弁当しか売っていなかった弁当屋で、塀和さんが目を付けたのは毎日余る“おかず”だった。

 「おかずだけを販売することを考えました。時給800円に加えて、売れたおかずの分、歩合給を30円もらうとか、結構燃えて精を出してやっていましたね。たとえば、ハンバーグ弁当用に作ったハンバーグが割れちゃうと、弁当にはできないのですよ。それがもったいなくて、おかずとして安く売っていました」

高校生のとき、トラックを買って事業を始める

 高校生になり、高い建物の骨格を作る“トビ職”のアルバイトを始めた。建築現場にはトビ職だけでなく、さまざまな業種の人が働いていた。

 「トビ職はいつも危険と隣りあわせで、カラダで稼ぐには日給1万円という限界がありました。他に稼ぎの良い仕事はないかと探し、トラックの仕事ならできそうだ、と。トラックでいろいろな現場に資材を運べば、トビ職よりもカラダの疲れは半減するし、収入が増えると思ったのです」

 塀和さんは、アルバイト代と建築会社の社長からの借金で、中古の4tトラックを380万円で買った。社長が「貸したお金は、毎月稼いだ分から20万円ずつ返してくれればいい」と言ってくれた。そして、トラック運送業で1000万円の利益を出した。そして、そのお金で、今度は大型のダンプカーを購入した。

 「4tトラックに乗ってみて分かったのですが、ダンプカーの方が資材を大量に運べるため、仕事の単価が良いのです。同じ時間仕事をするなら、お金を多くもらえる方がいいじゃないですか。そこで大型車を買おうと思ったのです」

 大学入学後も、3~4人のアルバイトを雇い、ダンプカー運送の仕事を続けた。「大学にも大型のダンプカーで通っていましたよ(笑)」。そして大学卒業の頃には、6,000万円くらいの貯金があったと言う。「株や先物取引で、お金を増やそうと思ったけれど、失敗して大分痛い目にも合いましたけどね(笑)」。


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