MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

年間所得50万円未満世帯、25%から1%に
所得の再分配で貧富の格差縮小か

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2013/12/28 18:00

 厚生労働省の発表で、所得再分配により所得格差が縮小していることが判明した。

 厚生労働省は10月11日、「平成23年所得再分配調査」(調査時期は平成23年7月14日から8月13日)の結果を発表した。所得再分配とは、税制や社会保障などを通じて、富を高所得者から低所得者へ移転させること。貧富の格差を是正することなどを目的としている。

 発表によると、当初所得額(所得は平成22年1月1日から12月31日までのもの)の平均は404.7万円だったが、再分配後の所得の平均は486.0万円に上昇した。

 所得階級別の世帯分布を見ると、年間の所得額が50万円未満の世帯は、所得再分配前には24.9%に達していたものの、所得再分配後には1.1%まで減少した。

 年間の所得額が50万円以上100万円未満の世帯も同様で、所得再分配前は6.1%だったが所得再分配後には4.4%に、また年間の所得額が1,000万円以上の所得階級の世帯数は、所得再分配前は9.0%だったが所得再分配後には7.9%に、それぞれ減少した。

 その一方で、年間の所得額が100万円以上800万円未満の世帯数は増加しており、所得再分配後の世帯分布は、当初の分布より中央に集中する結果になった。所得再分配により所得格差が縮小していることが分かる。

 そんな中、消費税が来年4月から8%に引き上げられる。消費税は一律に課税されるため、所得の低い世帯の負担増が予想されている。所得再分配の考え方については賛否両論があるが、税制や社会保障については、不公平感の少ない制度作りを期待したい。

【関連記事】
おしゃれなふんどし「しゃれふん」で世界を目指す 広告・SEO一切ナシで目立つ方法とは?
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
「10分完売のチョコレートビールをきっかけにネットショップに力を マニア向けから一般の人にもわかりやすく」
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは
日本の一級品を世界へ!グローバルECサイト「MONOHUB」、たった3人の起業物語

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5