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マンション入居者向けサービス、多様化
「御用聞き」や「ナース」が常駐する物件も

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2014/01/19 14:00

 頻繁に活用するものではなく、なくても日常の生活に支障をきたすわけでもない。しかし、ひとたび使ってみればかなり重宝しそうだ。いま都市部のマンションでは、そんなサービスが増えつつあり、話題を呼んでいる。

 「不要品買取サービス」は、部屋の模様替えなどの際にいらなくなったモノの処分に便利な上、ちょっと得をする。不動産賃貸仲介を手がけるエイブル(本社:東京都港区)が、2013年11月より管理する物件の居住者向けにスタートさせた同サービスは、リユースの大手であるブックオフコーポレーション(本社:神奈川県相模原市)とのコラボレーションで誕生した。対象は書籍、CD、ゲーム、DVDや衣類、食器ほか。買い取り方法は、ブックオフコーポレーションが展開する「宅本便(宅配買取サービス)」と「出張買取サービス」を活用する。また、独自の特典も設けられており、宅本、出張ともに買取額は、通常よりも10%アップするそうだ。

 また、高級賃貸にふさわしいサービスのひとつとして、三井不動産(本社:東京都中央区)では間もなく入居開始となる新規賃貸物件で「御用聞き」を始める。物件は、日本橋再生計画の一環として完成する賃貸住宅「パークアクシスプレミア日本橋室町(地上22階建、賃貸は18~21階部分、全54戸、賃料は1カ月40万円台より)」。御用聞きサービスは、物件に常駐するコンシェルジュと日本橋三越、および周辺施設や店舗と連携し、入居者の買い物ほか日常のよろず相談ごとに、きめ細かく対応しようというものだ。また国際化も考慮し、対応は日本と英語のどちらでも可能となっている。

 一方、ユニークなネーミング「ナースな管理人」で、2011年から入居者へ健康面での安心感アップを考えたサービス体制を整備しつつあるのは、首都圏でマンション管理業務を行うイノーヴ(本社:東京都板橋区)。同サービスはその名の通り、看護師資格を持つ人間が管理人室に勤務し、通常業務以外に入居者の健康相談にも応じるものだ。医療行為そのものはできないが、やはりプロの助言は的確であり心強い。そのため管理人室は、入居者である高齢者や、連日育児におおわらわの新米のママたちにとっては身近なよき相談場所となり、時には管理人室が健康相談室と化すこともあるという。

 分譲や賃貸の違いはあっても、住まいを決める際にはあれこれと悩むのが常。加えて昨今は、入居者向けのサービスは日増しに多様化してゆく。今後の住まい選びにあたっては、いままで以上に考える時間が必要となりそうだ。

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