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中国の極超音速滑空ミサイルが相場を攻撃? 今秋から注意したい投資ポジション

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2014/02/19 08:00

 1月に話題になった、中国の極超音速滑空ミサイル試射。米国民は中国を警戒しているようで、ゆくゆくは株式相場にも影響が出てくるかもしれません。

中国の極超音速滑空ミサイル試射は、何がモンダイなのか

 1月初めに、“中国が核弾頭搭載が可能な極超音速(ごくちょうおんそく)滑空ミサイルの試射を行った”というニュースが世界を駆け巡りました。

 その後、中国国防省は「自国の領域で科学研究試験を計画通り実施するのは正常な行為」、「いかなる国や特定の目標を狙ったものではない」といういつもの“あんたには関係ないでしょ”的なバッサリ型声明を出しています。

 日本でこのニュースは「なんだろう?」程度であまり注目を浴びなかったのですが、米国民にとっては相当衝撃的なニュースだったようです。

 これに加えて、中国の東シナ海の防空識別圏設定、中国初の空母の南シナ海進出、米国海軍駆逐艦カウペンスに中国揚陸艦が突っ込んで来た事件、南シナ海での自由な航行を妨げる中国の動きなど、中国が既存の国際秩序に挑戦している証拠が積み上がっているため、しだいに米国の中国を見る目が厳しくなっています。

“ごくちょうおんそく”とは?

 音速とは文字通り音の速さで「マッハいくつ」というものです。ジャンボといわれたボーイング747の巡航速度がマッハ0.84~0.855、777の巡航速0.84です。音速に近くなると空気抵抗が急増して衝撃波が発生するので、経済性を考えると巡航速度はマッハよりちょい下となるわけです。

 ジェット戦闘機になると最大速度で音速を超え、超音速(スーパーソニック)の世界になります(航空自衛隊のF-15Jだと最大速度マッハ2.5)。これが音速の5倍近くの極超音速(ハイパーソニック)になると、表面温度が急上昇したり、操縦が困難になるというもう一段難しい状況になります。

 このため、宇宙船の大気圏再突入時に“そうなってしまうような”状況しか今まではありませんでした(ちなみにスペースシャトルだとマッハ20程度とされています)。また、この速さになると迎撃することは極めて困難で、米国のミサイル防衛システムでさえ、限定的な効果を持つに過ぎないといわれています。(次ページへ続く)


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