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ズボラさん必読! 年2回取引するだけで10年以上負けなしの米ドル投資法とは

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2014/02/26 08:00

筆者が推奨する欧米株のアノマリー投資。米ドル投資にあてはめてみたら、1年に2回取引するだけで勝ちパターンが見つかった!?

 株式投資になじみがなくても、外貨預金やFXなら使っている方も多いようです。しかし、“自分にとって簡単に思える”ということは皆もそう思っているわけで、実際には為替相場は思った方向にはいきません。

 そんな中、マクロ経済学の知識が不要で、テクニカル分析も使わず、10数年以上にわたって負けていない米ドル投資法がありそうです。そのやり方は、なんと“1年に2回取引するだけの超ズボラ投資”だった?

ドル円相場にも半年効果のアノマリーがある!

 欧米の株式市場では古くから、「10月末のハロウィンから4月末まで高くて、夏から秋には下げる」というアノマリーが知られています。これは、拙著『勝ち抜け!サバイバル投資術』で個人投資家向きの株式投資法として挙げているものです。“10月末に株を買い、4月末に株を売るだけ”で、20年下げ続けの日本株でもプラスのリターンになるという、超簡単びっくりの“半年投資術”でもあります。

 その原因ははっきりわかってはいないのですが、欧米の投資ファンドの決算前の手仕舞い売りや税制が影響しているとされています。かつては日本株に当てはまらなかったのですが、最近は東証一部の売買金額の6割超が海外投資家となって、欧米株と同じような季節性が出てきました。

 なお、海外投資家が日本株を買うときには円ショート・米ドルロングのポジションを同時に組むので円安ドル高になりやすく、逆に日本株を売る時にはその為替ヘッジポジションの反対売買で円高ドル安になりやすい、といわれています。そこで、「ドル円相場にも似たような傾向があるはず」と思って調べてみたのが次の表1です。

表1
USD/JPY 1998.1-2013.1 平均変化率
(出所;ロイター)
表1 USD/JPY 1998.1-2013.1 平均変化率(出所;ロイター)
 

 結果は予想通りで、過去16年間で、11月から4月までは円安ドル高、7月から10月までは円高ドル安というものでした。「10月末に米ドルを買って4月末に円転すればバッチリ!」です。テクニカル分析などを駆使して、あっちの指標とそっちの指標をグリグリやっても為替相場で損ばかりしている方には目からウロコの情報といえるでしょう。

 「うそっぽいなぁ。1997-1998年といえばアジア危機の最中でロシア危機やLTCMもあったから普通の値動きじゃなかったし。2000年にはITバブルがあって……、それに昨年の春先までの円安ドル高、夏から秋の円高ドル安が大きかったから平均値がそう見えるだけでしょ!」

 という声もありそうなので、2002年から2012年末までで再度計算してみると、やはり円安ドル高は冬から春、円高ドル安は初夏から秋にかけて大きく進むという傾向が認められました(表2)。(次ページヘ続く)

表2
USD/JPY 2002.1-2012.12 平均変化率
(出所;ロイター)
表2 USD/JPY 2002.1-2012.12 平均変化率(出所;ロイター)

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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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