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損切りか塩漬けか? 想定外の損失、4つのパターンへの対処法

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2014/04/09 08:00

 たまたま今勝っている人もそうでない人も、いつかは「失敗」するもの。想定外の損失を抱えてしまったときの対処法を伝授します。

 「私、失敗しないので」とは昨年の人気ドラマ『ドクターX』のセリフですが、上げ相場が長く続くと、多くの投資家が「私、損しないので」と考えるようになります。

 しかし、株式や商品相場はゆっくり上がって、ガツンと下がるもの。長期上昇トレンドで、「誰でも株を買っていれば儲かる」ことは、2012年末から2013年5月までのアベクロ相場第一波でも同じでした。

 もちろん、しっかりした投資ルールに従っていれば負けにくくなりますが、それでも常勝とというわけにはいきません。

百戦して殆(あや)うからず?

 兵法で知られる中国の『孫子』では「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」としています。つまり、“敵をよく研究し、自軍の能力を見極め、戦う時と場所を選び、正しい戦略を用いれば、どんな戦いでも負けるはずがない”ということです。

 一方、「もし負けてしまったどうするか」については語っていないようです。もちろん、兵法のハウツー本なので、「この本の通りにきっちり準備すれば必ず勝てる」と言わなければならない面もあるでしょう。しかし、どんなことでも事前の予想通りに事が運ぶわけではありません。

 投資ももちろん同じです。どんなに完璧な分析を行い、相当の安全域を見込んで、絶妙のタイミングだと思って投資しても、大きな損失を蒙る結果に終わることもあります。自分で全ての状況をコントロールできるわけではないのです。つまり、百戦すれば何回かは危ない目に合うのが当然といえます。

“想定外”の失敗を想定しておく

 肌感覚だけで投資していても、長期上昇相場なら誰でも簡単に儲けることができます。ただしこれだと、7年から10年の周期でやってくる相場の大暴落で大きくやられ、市場から退場させられるか、株を見るのも嫌な憂鬱な年月を過ごすことになります。

 投資上級者なら、「利益を伸ばして損失を小さく抑える」ことができているはずです。もっとも分かりやすいやりかたは、「直近の高値から△%下がったら売る」というトレーリングストップ戦略です。これを実践していれば、大きくやられることはまずありません。

 また、「10月末に株を買って、翌年4月末に売る」“ハロウィン投資(または半年投資)戦略”を実行している投資家なら、しっかり投資ルールを守るだけなので、そもそも投資判断に困ることは考えられません。結果として上手くいかない年もあるでしょうが、どんなに相場見通しが暗くても10月末には株式を買い、4月末にどんなに損していても粛々とポジションを手仕舞うだけだからです。

 それでも、投資結果には偶然が大きく作用します。自然災害、事故、病気などだけではなく、仕事が急に忙しくなったり、電波が届かない孤島や密林に数ヶ月出かける用事ができたり、パソコンがウィルスにやられてしまったり、と人生にはいろんなことが起こります。その結果、数ヶ月ポジションを放置せざるを得なかったり、投資以外のことに忙殺されていたりするかもしれません。

 その時、たまたま世界同時株安になっていたとか、株式を保有している企業の大スキャンダルが発覚して目も当てられない事態になっていたら、起こるはずがなかった大きな損失を抱えているかもしれません。もちろん「想定外」ではありますが、こういう負け試合をどうしのぐかも、実は重要な投資スキルといえます(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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