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SNSで感謝の気持ちを伝える
ソーシャルギフト市場が急拡大

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2014/05/18 18:00

 矢野経済研究所は5月2日、ソーシャルギフト市場に関する調査結果を発表した。ソーシャルギフトとは、インターネットで購入した贈り物を、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やメッセンジャー、eメールなどを利用して、相手に贈るサービスのこと。

 調査結果によると、2012年度の国内のソーシャルギフト市場は、前年度比102.3%の22億円で、2013年度は前年度比で204.5%の45億円と見込まれている。また、2020年度には770億円まで拡大すると予測しており、将来有望な市場として注目されている。

 若年層を中心に、日常のちょっとした「ありがとう」「ごめんね」など、コミュニケーションを補完するために、ソーシャルギフトサービスを利用して、スモールギフトを贈るケースが徐々に増えている。また、こうした消費者の傾向を受け、法人が販促キャンペーンを兼ねて、積極的にソーシャルギフトサービスを採用するケースが増えていることも、市場が急拡大する要因となっている。

 例えば、キリンビールは、FacebookやTwitterの友だちに、PCやスマートフォンからGRAND KIRIN(グランドキリン)またはGRAND KIRIN THE AROMA(グランドキリン ジ・アロマ)をプレゼントできるサービス「BEER to friends」を提供している。チケットを購入すれば、相手に商品を受け取るURLが送信される。受け取った相手は、セブンイレブンの店頭でGRAND KIRINと引き換えることができる。

 一方、スターバックス コーヒー ジャパンは、インターネット上のギフトカード販売サービス「Starbucks e-Gift」を1月15日から始めた。オンラインチケットにメッセージを添えて、スマートフォンやパソコンから贈ることができる。オンラインチケットを受け取った人は、全国のスターバックス店舗でドリンクと引き換えができる。チケットのデザインは、誕生日やバレンタインなど、イベントや季節に合わせて選ぶことができるのも魅力の1つとなっている。

 ソーシャルギフトはオンラインを利用しているため、相手の住所や名前を知らなくても、感謝の気持ちを贈ることができる。こうした手軽さもソーシャルギフトの魅力の1つといえる。SNSの普及に伴い、ソーシャルギフト市場もますます拡大していく可能性がありそうだ。

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