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お宝鑑定リベンジ大会に学ぶ、「負けない投資家」への近道

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2014/05/21 08:00

 なぜ、何度も投資に失敗したり、騙される人が後を絶たないのでしょうか。負けない投資家になるためのヒントは、意外なところにあった?

 骨董やレトロ玩具などの“お宝”を鑑定するテレビ番組は、各国で人気番組になっているようです。なかでも日本の番組では、恥をかかされた目利き自慢を集めて再挑戦させる“リベンジ大会”というちょっとイジワルな企画があります。なぜ“イジワル”かというと、十中八九“目利き自慢”に恥の上塗りをさせる結果になるからです。

 実はこの“リベンジ大会での負けパターン”は示唆に富んでいて、詐欺被害に合いやすい人や投資で失敗を重ねる人に共通するものがあります。それは、当人が何度も騙されたり、負け続けたりする理由に気が付いていないことです。

失敗から学ばないからまた失敗する

 贋作や安物を高値で掴まされた原因は、「自分や利用した骨董屋に真贋を見極める能力がない」か、「信用しきっていた業者が悪質」のどちらかです。自分に骨董などの真贋を見極める能力があれば、そもそも偽物を買わされることはありません。もし、それが極めて難しいのであれば、能力・誠実さの両面で信頼できる業者や専門家に依頼する必要があります。

 しかし、リベンジ大会で再び失敗する人は、既に1回大失敗して自分の能力に疑問が生じているのにそれを認めて行動を改めてはいません。また、業者から購入したのであれば、その業者に知識が欠如しているか、詐欺的な業者ということになるので、業者を選ぶ能力もなかったことになります。

 最初の失敗後の正しい対処法を考えるなら、「潔く骨董収集を止める」、「自分の知識が十分にあって真贋が判断できるものだけに絞って収集を続ける」、「作者の名前や値札の価格ではなく、商品そのものの価値で買う方法に改める」、または「鑑定書付きのオークション品などを不景気の時にだけ購入する」といった方法がありそうです。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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