MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

ファミマから新たなサービスが続々登場
常温野菜販売や飲食店とのコラボなど

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2014/06/07 12:00

 約10兆円とされるコンビニエンス業界の市場。すでに飽和状態ともいわれ、さらなる発展には新たなる顧客の開拓が急務となっている。そのため、プライベートブランドの充実やおいしいコーヒーといった新商品の提案、積極的な海外進出など、その動きは多方面におよぶ。では次なる新しいアイディアは何か。そんな中、注目されているのが「ファミリーマート/本社:東京都豊島区)」の新たな展開だ。

 6月6日から関東のファミリーマート店舗では「野菜の常温販売」が強化されている。少子高齢化や女性の社会進出などを背景に、需要が増えていた冷蔵スタイルの野菜や果物の販売を進化させたのが、今回の取り組みだ。売り場面積も拡大し、スーパーさながらに週替わりや月替わりのお買い得商品も用意された。店舗には、トマト(198円・4~7個入1パック・税込)が6月12日までの週替わり、そして7月3日までの月替わりは、キャベツ1玉128円(税込)といった“目玉商品”が売り場に並ぶ。なお同販売は、7月以降、順次全国の店舗へと拡大予定。

 また夏には新しい業態の店舗が誕生する。こちらは「まいどおおきに食堂」ほか24ブランドの飲食店を国内外で約700店舗を運営するフジオフードシステム(本社:大阪府大阪市)との二人三脚で、コンビニと飲食店が一体となったものだ。目指すは、店舗内のイートインコーナーで弁当や定食を楽しむ外食、テイクアウトの中食、素材を購入して自宅で調理をする内食など、いま考えられる全ての食のシーンに対応できる店舗。手軽で便利な味に加えて、食のプロによる本格的な味までをそろえ、新たな客層の来店と購入促進で売上アップを図るようだ。

 また、出店は幅1メートル未満のスペースも見逃さないのが、2014年1月時点で、関東、関西エリアほかの約750カ所・1150台の稼働実績を持つ「自販機コンビニ(オートマチック・スーパー・デリス、ASD)」。オフィスなどの休憩スペースに設置する自動販売機で、中身はもちろんファミリーマートで人気の軽食やドリンク、スイーツ類だ。ただいま、弁当やパスタといった従来では販売が難しかった商品の対応も可能となった次世代ASD機種を引っさげ、名古屋市(愛知県)を中心とした東海地域での積極的な展開が実施されている。

 日進月歩で便利になるコンビニエンスストア。消費者にしてみれば大歓迎だが、業界各社にしてみれば、連日一瞬たりとも気が抜けない。業界で生き残るためには、ライバルに先んじて、移り気な消費者の心をわしづかみにする提案が必要となる。コンビニ各社の奮闘はまだまだ続きそうだ。

【関連記事】
おしゃれなふんどし「しゃれふん」で世界を目指す 広告・SEO一切ナシで目立つ方法とは?
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
「10分完売のチョコレートビールをきっかけにネットショップに力を マニア向けから一般の人にもわかりやすく」
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは
日本の一級品を世界へ!グローバルECサイト「MONOHUB」、たった3人の起業物語

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5