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コンビニの売り上げを支えるカウンターコーヒー
味だけではない魅力

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2014/07/05 12:00

 コンビニの新商材として急成長したカウンターコーヒー。その魅力はどこにあるのだろうか。

 コンビニコーヒーは今や定番メニューに成長し、売り上げを支えている。消費者をひきつける魅力は味だけではないようだ。

 日本フランチャイズチェーン協会は6月20日、5月のコンビニエンスストア売上高を発表した。発表によると、5月の全店ベースの売上高は、8,152億6,400万円で、前年同月比で3.8%上回った。今年5月の店舗数は5万480店で、前年同月より5.3%増加しており、店舗数の増加が全店ベースの売上高を押し上げたようだ。

 一方、5月の既存店ベースの売上高は7,393億400万円で、前年同月比で0.8%下回った。消費税増税前のたばこなどの買い置き需要による反動の影響は減少したものの、たばこの購入者減少等の影響が続いており、売り上げが回復するまでに至らなかった。ただ、5月は全国的に晴れの日が多く、気温が平年を大幅に上回る時期があり、冷し麺やアイスクリームなどの夏物商材が好調に推移した。また、カウンター商材の1つであるコンビニコーヒーは相変わらず好調で、売り上げに寄与した。

 コンビニコーヒーは昨年大ヒットしたが、その人気は今年も継続しているようだ。その魅力はどこにあるのだろうか。

 クロス・マーケティングは6月7日から8日にかけて、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の20歳から59歳の男女2,203名を対象に、「コーヒーに関する調査」を実施した。発表によると、週に1回以上コーヒーを飲む人を対象に、1年前と比べてコーヒーを飲む頻度がどう変わったかをタイプ別に聞いたところ、コンビニのカウンターコーヒーは22.2%の人が増えたと回答し、全体の中で最も多かった。

 ただ、さまざまなタイプの中でどのコーヒーが最も好きかという問いには、コンビニコーヒーと答えた人は2.1%にとどまった。最も多かったのはコーヒーチェーンのコーヒーで28.5%。以下、レギュラーコーヒー/エスプレッソ21.1%、インスタントコーヒー14.5%、缶コーヒー10.8%と続いた。

 同社は、さまざまなタイプのコーヒーの中で、最も好きというわけではないにも関わらずコンビニコーヒーの需要が高いのは、価格のお手頃感やついで買いができるからではないかと分析している。

 多様なニーズの中から消費者から選ばれるには、味だけではない利便性や価格を含めた全体のバランスが重要といえそうだ。

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