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清涼飲料市場、増税ものともせず拡大
夏に向け、熱中症対策商品が相次いで登場

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2014/07/12 18:00

 清涼飲料市場は付加価値で消費を喚起し、拡大を続けている。

 富士経済が6月30日に発表した、清涼飲料の国内市場に関する調査結果によると、2013年の清涼飲料市場は、前年比1.5%増の5兆318億円に拡大した。夏場の猛暑で炭酸飲料と機能性飲料が伸びたことが、大きく影響した。

 この傾向は継続しており、2014年の清涼飲料市場は前年比0.9%増の5兆775億円と見込まれている。国内の清涼飲料市場は、シェア獲得のための価格競争が激しくなっているものの、より付加価値の高い商品を市場に投入することで、拡大を続けていくと予想されている。

 そんな中、夏本番を前にして、飲料メーカー各社は熱中症対策飲料を市場に投入し始めた。

 サントリー食品は、果汁飲料「塩のはちみつレモン」をリニューアルして、7月8日から販売を始めた。「塩のはちみつレモン」は昨年6月に発売された商品。はちみつとレモンに塩を加え、夏の水分と塩分を補給するための飲料として好評だった。今年はこれをリニューアルし、夏の暑い季節にゴクゴクと飲めるやさしく爽やかな味わいに仕上げた。価格は500ミリリットルのペットボトルで140円。

 またJTは、1996年の発売以来好評のロングセラー商品「桃の天然水」より、塩分補給ができる熱中症対策飲料「桃の天然水ソルト&ピーチ」を、6月30日からラインアップに加えた。雑味の少ないシチリア産の岩塩を加えることで、やさしい塩味とすっきりとした甘さに仕上げた。価格は500ミリリットルのペットボトルで140円。

 伊藤園は、6月2日から梅果汁入り清涼飲料「塩の冷梅」を販売している。「塩の冷梅」は、心地よい酸味とすっきりとした甘みで人気がある「冷梅」の塩分強化型清涼飲料。和歌山県の「南高梅(なんこうばい)」の梅果汁に、完熟梅を天日塩で漬けた梅酢を加えることで、梅の爽やかな酸味と香りを引き出している。梅由来のクエン酸とナトリウムを含有しているため、夏の水分補給と健康維持におすすめだ。価格は485グラム入りのペットボトルで140円。

 このほかにも、各メーカーがそれぞれの強みを生かした熱中症対策飲料を販売している。需要が本格化するシーズンを前に、清涼飲料市場はヒートアップしているようだ。

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