MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

首都圏マンション平均価格、前年比5.8%増の5,010万円
購入検討者は価格を重視

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2014/08/09 14:00

 2014年上半期の首都圏におけるマンション市場の動向が明らかになった。

 不動産経済研究所が7月15日に発表した、2014年上半期(1~6月)の首都圏のマンション市場動向によると、2014年1~6月の首都圏のマンションの供給戸数は1万9,394戸で、前年同期の2万4,299戸より20.2%減少した。過去最高だったのは2000年の4万6,816戸。

 また上半期の1戸当たりの平均価格は、前年同期より274万円(5.8%)増加して5,010万円、1平方メートルあたりの単価は、前年同期より3.5万円(5.2%)増加して67.2万円だった。

 マンションの供給が全体的に減少する中、じりじりと価格が上昇している様子が分かる。それでは、どのような物件が消費者から選ばれているのだろうか。

 大成建設ハウジングは7月24日、「マイホーム購入に関する意識調査」(調査期間は7月2日と3日)の結果を発表した。

 調査結果によると、住宅の購入を検討している20歳から69歳の既婚男女600人を対象に、マイホームを購入する際に重視するポイントを5つ聞いたところ、最も重視されていたのは「価格」で62.2%だった。以下、「耐震性能」(59.7%)、「間取り」(54.0%)、「広さ」(30.0%)、「住宅設備(キッチンなど)」(28.3%)、「収納スペースの充実」(25.0%)、「周辺環境」(25.0%)などと続いた。

 また、マイホームとしてマンションもしくは一戸建てを検討している理由を複数回答で聞いたところ、マンション購入検討者の理由で最も多かったのは「面倒なメンテナンスがないから」の57.7%だった。以下、「防犯面で安心だから」(42.7%)、「耐久性が安心だから」(25.7%)と続いた。一方、一戸建て購入検討者の回答で最も多かったのは「隣人や家族の生活音を気にしなくてよいから」の45.0%で、以下、「子どもを育てる環境を考えて」(40.3%)、「面倒なメンテナンスがないから」(17.7%)と続いた。

 消費者がマイホームに求めるものは、好みや環境によって異なるものの、重要なのはやはり価格のようだ。最近のインフレ傾向や消費税増税を受けて、特に価格に敏感になっているのかもしれない。

【関連記事】
首都圏のマンション価格が5カ月ぶりに下落 資金力に勝る大手不動産会社のシェア拡大が続く
全国的に超高層マンション増加 一方、「購入ためらうほど高い」消費者も4割
マンションの駆け込み需要、一服感か 「消費税増税は購入に影響ない」が4割
中古マンション価格、上昇傾向 投資用も高額物件に注目
マンション入居者向けサービス、多様化 「御用聞き」や「ナース」が常駐する物件も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5