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注目される山梨県産のご当地飲料
酵母を使ったワインや地ビール、ラムネなど

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2014/08/31 10:00

 本州のほぼ真ん中に位置する山梨県。フルーツ王国やワイン王国とも呼ばれる同県は、多彩なおいしさに出会える場所として、グルメにとっては昔から気になる存在だ。また近年は、世界文化遺産の富士山ほか豊かな自然を楽しもうと、アウトドア愛好者や観光客が集まってくる場所でもある。そんな山梨県で、このところちょっとした話題となっている“1本”がある。

 まず、山梨県の特産品であるワインづくりに欠かせないのが、ブドウの糖を分解してアルコールを生成する働きのある酵母だ。そこで注目されているのが、今秋発売される「赤池幻酵母2013 奇跡のワイン(白)」。

 同ワインで使われた酵母は、富士五湖のひとつ精進湖(南都留郡)の水位の変化で約7年に1度精進湖の近くに出現し、“富士五湖6番目”とも称される「赤池」で採取されたものだ。赤池が前回出現した2011年に、山梨大学ワイン科学研究センター(甲府市)の柳田教授が発見し、商品化は白百合醸造(甲州市)が担当した。

 しかし初の試みでもあり生産量は少なく、同社のウェブサイトでも一般販売は来年としていたが、どうやら今年の味覚の季節に間に合ったようだ。販売開始は9月9日で、販売本数は限定1,000本。価格は2,916円(税込、720ミリリットル1本)。

 山梨県にはうまい地ビールもあるようだ。さすがは世界大会の受賞歴も多数なだけあって、ひと味違うと評判なのが、富士桜高原麦酒(運営は富士観光開発/本社:南都留郡)の1本。ほのかな苦みの「ピルス」から、フルーティーな「ヴァイツェン」、独特の味わいで日本ではあまりなじみのない薫製タイプ「ラオホ」など、そのラインアップはビール通はもちろん、女性やビールが苦手な人でさえも魅了する個性ある商品で構成されている。なお現在は、フルーティーさに加え、しっかりとホップの爽快な苦みも堪能できる夏限定商品「サマーヴァイツェン(460円・税別、330ミリリットル1本)」も発売中だ。

 一方、アルコール以外では「黒糖ラムネ(167円・税別、200ミリリットル1本)」が人気の1本となっている。ご当地ラムネである同商品を手がけるのは、山梨みやげの定番である信玄餅を製造・販売する桔梗屋(本社:笛吹市)だ。ただし購入は難しく、山梨県内にある桔梗屋直営店でも、取り扱いは黒糖や黒密にこだわるヘルシーな創作和菓子店舗である黒蜜庵のみ。そのため幻のラムネとも呼ばれているそうだ。ちなみに味は、黒糖の味と香りが醸し出す懐かしいやさしい甘さが特徴らしい。

 山梨県産のワインにビールに、ラムネ。今年の秋は、機会があれば試してみるのもよさそうだ。

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