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個人の株式投資、保有額は100万円から300万円が最多
過半数が「売却益狙い」

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2014/10/18 14:00

 日本証券業協会は9月16日、「個人投資家の証券投資に関する意識調査」の結果を発表した。この調査は、全国の20歳以上の証券保有者2,200名を対象に実施し、1,143名から回答を得た。調査期間は7月2日から15日。

 まず、保有している証券について複数回答で聞いたところ、72.3%が株式を保有していると回答した。投資信託は49.4%で、公社債は26.9%だった。

 最も保有者が多い株式について具体的な保有額を聞いたところ、100万円以上300万円未満が30%で最も多かった。以下は、300万円以上500万円未満の14%、10万円以上50万円未満と50万円以上100万円未満の13%、500万円以上1,000万円未満の12%と続いた。

 また、株式の投資方針について具体的に聞くと、「おおむね長期保有・値上がり益あれば売却」が44%で最も多かった。このほかでは、「株主優待を重視」が11%、「配当を重視」が10%、「値上がり益重視・短期間に売却」が10%だった。一方、「特に決めていない」と答えた個人投資家も23%いた。保有期間の違いはあるものの株式投資経験者の過半数が、売却益を狙っているようだ。

 そんな中、今後の株式市場の見通しについて、個人投資家がどのように判断しているのか調査した結果もある。

 マネックス証券が10月7日に発表したレポートによると、個人投資家の多くが強気であることが明らかになった。調査は同社に口座を保有している個人投資家931名を対象に、9月5日から12日にかけて実施された。

 発表によれば、日本の個人投資家に今後の株式市場の今後3カ月程度の見通しについて聞いたところ、「上昇すると思う」と答えた人の割合(%)から「下落すると思う」と答えた人の割合(%)を引いた「DI値」は、日本株が38ポイントで、8月の前回調査より18ポイント上昇した。米国株は45ポイントで前回より32ポイント上昇、中国株はマイナス32だが、前回より11ポイント改善している。

 調査期間中には、米国のS&P500が史上最高値を更新するなど堅調だった影響もあり、強気の見通しが増えたようだ。個人投資家の予想通りとなるか、今後の動向が気になるところだ。

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