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学生が就職先を選ぶ基準に変化
1位「将来性」、2位は「給与・待遇」を重視

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2015/02/07 14:00

 厚生労働省は1月20日、今年3月に卒業する学生の就職状況などを文部科学省と共同で調査し、平成26年12月1日現在の状況を発表した。調査対象は全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から、設置者や地域などを考慮して抽出した112校の6,250人。

 発表によると、大学卒業予定者の就職内定率は前年同期比3.7ポイント増の80.3%、短期大学(女子学生のみ)卒業予定者の就職内定率は同2.3ポイント増の60.9%、高等専門学校(男子学生のみ)卒業予定者の就職内定率は同1.8ポイント減の96.9%、専修学校(専門課程)卒業予定者の就職内定率は同3.5ポイント増の64.1%だった。

 企業の業績回復期待を背景に、3月卒業予定の学生の就職内定率は、昨年より良好に推移しているようだ。

 そんな中、学生たちが就職先を選ぶ基準に関する意識調査も行われた。

 株式会社ディスコは1月1日~7日にかけて、2016年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)1,460人を対象に、2015年1月時点の就職意識に関する調査を実施し、その結果を1月23日に発表した。

 調査結果によると、就職先企業を選ぶ際に重視する点について複数回答で聞いたところ、最も多かったのは前年と同様「将来性がある」の47.9%(前年比8.5ポイント増)で、2位は前年6位の「給与・待遇が良い」で37.3%(同13.8ポイント増)だった。

 全体の特徴を見ると、前年5位の「福利厚生が充実している」は前年より8.6ポイント増加して36.1%の4位に、前年15位の「休日・休暇が多い」は前年より6.8ポイント増加して20.6%の8位になるなど、待遇や労働条件に関連する項目の上昇が目立った。

 一方、前年2位の「仕事内容が魅力的」は前年より8.2ポイント減少して26.6%の5位に、前年4位の「社会貢献度が高い」は前年より7.0ポイント減少して22.5%の7位に後退するなど、順位が入れ替わった。

 最近はブラック企業に関する話題が注目を集めていることもあり、来春の就職予定者は企業の待遇や労働条件により厳しい目を向けているのかもしれない。

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