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商品購入時の判断にウェブサイトを活用「88.3%」
購入のカギはウェブサイトの充実度

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2015/02/22 18:00

 ウェブサイトは商品情報を得る手段として、さらには商品購入の決断にも大きな影響力を持っているようだ。

 アドビシステムズの日本法人(本社:東京都品川区)が、国内の一般消費者1,000人を対象に昨年10月に実施した「Adobe Marketing Discovery ~消費者の購買行動におけるデジタルメディアの影響力に関する調査結果」によると、いかに現代人がウェブサイトを頼りにしているかがわかる。例えば気になる商品がある場合、その情報をキャッチした手段がテレビや雑誌など媒体を問わなくても、88.3%の人が次にウェブサイトを調べると回答している。また店頭で知り得た際でも、その場で店員に聞くが47.7%。対してウェブサイト利用は、スマートフォンで即調べるが15.3%、後で調べるが37%と合計すれば店員をしのぐ52.3%となっている。

 さらにウェブサイトの内容にもシビアだ。期待に応えていないと判断すると実に62.6%が、その時点で気になっていた商品の情報収集は中断、もしくは購入意欲自体が消滅してしまうという。とはいえ商品情報だけでは、面白味に欠け人はそっぽを向いてしまいかねない。

 そこで、いま企業が力を入れるのが話題性。独特の情報発信で注目を集めるウェブサイトをいくつかご紹介したい。

 湖池屋(本社:東京都板橋区)が、コンビニエンスストアのみで展開する「ドはまりスコーン」は、ついた粉で思わず指までなめたくなる濃厚なおいしさがコンセプトの新商品だ。そして昨年末より同社では、映画仕立ての「Killer Finger(同時公開:妖怪ゆびなめ)」の動画配信をスタートさせた。スナック菓子を楽しむシーンは、やはり映画鑑賞との発想で誕生したもので、ホラーと紙芝居風の2作品が用意されている。そして、いま動画を見るなら、かたわらには今年2月に登場の「ドはまりスコーン濃厚チキン南蛮味(オープン価格・参考価格141円・税込、90グラム1袋)」がよく似合いそうだ。

 一方、企業イメージに貢献しているのが、王子ネピア(東京都中央区)の動画「Tissue Animals」だ。1枚の紙を動物や人に姿に変えるティッシュクラフトアートと、特殊撮影技法によって製作されたもので、紙をつくる企業として、森林保全にも力を注ぐ同社の想いが表現されている。間もなくの花粉の季節で、ティッシュの出番も増える時期。同動画を見た後の買い物で選ぶのは「ネピア 大人の鼻セレブ(1,179円・税込、450枚・150組1箱×2)」となるかもしれない。

 移り気な消費者をいかに満足させるか。企業にとっては画期的な商品を開発する努力とともに、自社のウェブサイトづくりにも、労力を惜しまない姿勢が求められそうだ。

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